子どもの時から今に至るまで、たくさんの本を読んできました。
そこで、みなさんが読まれた本を紹介してください。
元気の出る本でもいいし、楽しい本でもいいし
役に立つ本でもいいです。
電子図書のことでもいいです。
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[No.362]
Re: 雪女
投稿者:男爵
投稿日:2011/12/02(Fri) 08:32
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> 小泉八雲の「雪女」
> 英語の勉強でつかうテキスト「怪談(Kwaidan)」。
> 八雲の家の女中さんはこの青梅のあたりの出身で
> 彼女から聞いた話をまとめたのが雪女だというのです。
新宿に小泉八雲旧居跡があります。
http://www.shinjukuku-kankou.jp/map_shinjuku_16.html
近くに八雲公園もあります。
小泉八雲は東大で英語を教えていたのですが
夏目漱石と交代ということで退職させられたようです。
学生の人気はあったのに。
日光の華厳滝で自殺した藤村操の先祖は南部藩士でした。
彼の残した「巌頭之感」(がんとうのかん)は有名になりました。
実は小泉八雲のあとを受けついだ漱石は厳しい先生で
漱石の点数がわるかったため
藤村操が自殺したようです。(失恋もあった)
[No.361]
Re: 介護ひまなし日記
投稿者:男爵
投稿日:2011/12/02(Fri) 08:17
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> > あやさんはよいことをしています。
>
> ありがとうございます。そう言っていただいてうれしいです。
> 私にできることを、できるうちにとの思いだけです。
立派なあやさん
とてもまねができません。
今年3月に看護の学校の卒業式に
出る機会があったのです。
若い人たちが看護をめざして巣立つ姿に心をうたれました。
翌日にあの大震災となりました。
他の大学はみな卒業式を中止。
[No.360]
アガサ・クリスティ :マザーグース殺人事件
投稿者:男爵
投稿日:2011/12/02(Fri) 08:13
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イギリスはバークシャー州の村はずれの古い屋敷を遺産として受けついだ若夫婦は
下宿屋を開業する。
その日、外は大雪、予約していた四人の客は、なんとかたどりつくことができたが
翌朝、警察から電話があって、ここに殺人犯人がまぎれこんでいるという。
そして、若い刑事がスキーにのってやってきた。
マザーグース「三匹の盲目のねずみ」の歌とともに、やはり殺人事件は起きたのであった。
若夫婦は互いに相手が無断でロンドンに行ったことを疑うのだが....
この小説は1947年の戯曲「三匹の盲目のねずみ」が原作で
1948年、クィーン・メリーの八十歳の誕生日祝賀作品として
BBCラジオから放送された。
アガサ・クリスティのファンだったクィーン・メリーの希望だったという。
英国留学してマザーグース研究をした
鷲津 名都江(わしづ なつえ)は、目白大学外国語学部教授です。
[No.359]
吉田和男:日本人の心を育てた陽明学
投稿者:男爵
投稿日:2011/12/02(Fri) 07:58
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日本に伝わった朱子学は体制を形作る治世者に好まれた。
一方、陽明学は王陽明のあと反体制的な理論が生まれたため、体制を反発する者が好む場合もあった。
朱子学は理論に走りすぎ現実をかえりみないのに対して
理論と実践を大切にする陽明学こそ人々の生活に役立つものという考え方もあったらしい。
江戸時代の代表的な陽明学者は中江藤樹と弟子の熊沢蕃山である。
幕末の維新運動は陽明学に影響を受けている。
吉田松陰、高杉晋作、西郷隆盛、河井継之助、佐久間象山しかり。
河井継之助は長岡藩で官軍を苦しめた。高杉晋作や西郷隆盛と立場が反対だった。
大塩平八郎も陽明学者であった。
中国はやはり人材豊富。
孔子・孟子がいたと思えば、老子も韓非子・商鞅もいた。
[No.358]
江戸川乱歩:黄金豹
投稿者:男爵
投稿日:2011/12/02(Fri) 05:58
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少年探偵団の小林少年と明智小五郎が
黄金豹をあやつり宝石などを盗み出す怪人二十面相と
対決する話。
昭和31(1956)年
「少年クラブ」1月号から12月号まで
連載された。
[No.357]
Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」
投稿者:男爵
投稿日:2011/12/02(Fri) 05:51
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唐辛子 紋次郎さん あやさん、 こんにちは。
> 垂乳根ってのは、早く言えば、おっかさんの事れす。余計なこってすが。
たらちねで思い出すのは
齋藤茂吉「死にたまふ母」
のど赤き玄鳥(つばくらめ)ふたつ屋梁(はり)にゐて足乳根(たらちね)の母は死にたまふなり
みちのくの母のいのちを一目(ひとめ)見む一目(ひとめ)見むとぞ
いそぐなりけれ
死に近き母に添寝(そひね)のしんしんと遠田(とほた)のかはづ天(てん)
にきこゆる
[No.356]
Re: 住井すゑ:橋のない川
投稿者:男爵
投稿日:2011/12/02(Fri) 05:39
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あやさん こんにちは
住井すゑは
茨城県牛久に住んでいて
この作品を書いたのですが
話の舞台は奈良県です。
作者は部落出身ではありませんが
事情をよく知っています。
奈良での全国オフの際に
水平社博物館を見学するつもりでしたが全国オフに参加しませんでした。
http://www1.mahoroba.ne.jp/~suihei/
[No.355]
Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」
投稿者:
投稿日:2011/12/01(Thu) 22:18
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あやさん、こんばんは。
> 「垂乳根」というのがわからないかなというところです。
垂乳根ってえからなんか馴染みがないような気がすっけど、八っつぁんとこへ来た嫁さんが、京都の上品な言葉を使うので、江戸っ子で、無学のガラッ八には、さいしょ何を云ってんのか、さっぱり分からない。
また嫁さんの方も、朝になってもコメの置き場が分からない。「あーら、わが君、白米(シラゲ)のありかは、いずれなるや」これは八っつぁんに、分かるわけがない。
名前を聞いても、ヨシコ、ハナコですといった具合には簡単にいかない。「あーら、わが君。わがことの姓名を問いたもうや」とあって「みずからことの姓名は、父はもと京都の産にして姓は安藤、名は慶三、字(アザナ)は五光、母は」で始まるのでヨッポド辛抱強いひとでないと、名前が出てくるまで、ず〜と待ってはいられない。
その後に、まだ色々あって「……垂乳根の胎内をいでし時は鶴女と申せしが、成長の後これをあらため清女と申しはべるなり」とつづく。ここに出てくる『垂乳根』が演目になっているのです。
垂乳根ってのは、早く言えば、おっかさんの事れす。余計なこってすが。
[No.354]
Re: 住井すゑ:橋のない川
投稿者:
投稿日:2011/12/01(Thu) 22:00
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> 「橋のない川」は、住井すゑの代表作。
> 1部から7部まである。
>
> 永六輔が、そのうちこの小説はなくなってしまうから
> 今のうちに読んだ方がよいと、どこかに書いてあったので
> 読んだことがある。
> (まだ図書館には置かれてあります)
>
昔、昔、読みましたが、内容は忘れてしまいました。
東京・千葉だったか、の川が言われていませんか。橋はどこに
なるんでしょうか?
どこかの川を渡ったとき、そのようなことを教えられた気が
するんです。
もしかしたら、他のこととごっちゃになっているかも?
[No.353]
Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」
投稿者:
投稿日:2011/12/01(Thu) 21:53
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> あやさんも落語との縁が長いのでしたね。
そうです。長いことは長いですね。
25,6年になりますが、その前は「小さん」さんの出る劇場に通って
いましたよ。このころは知人に素人落語をやっている男性がいて、
そんなせいで、落語には通ったのです。
>
> 「垂乳根」は学のあるお嫁さんなので
> 八五郎はあせった。
> 「飯を食うのが『恐惶謹言』(きょうこうきんげん))、酒なら『依って(=酔って)件の如し』(よってくだんのごとし)か?」
ありがとう! チャンスがあったら、落語の本を探して詳しく読んでみます。
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