画像サイズ: 475×512 (60kB) | > 河端良三編 > 中学理科こばなし、星の環会
この本は上下二巻になっている。 下巻のほうをちょっと紹介します。 本日図書館に返却するので。
○イタイイタイ病 イタイイタイ病は、岐阜県の三井金属鉱業神岡事業所(神岡鉱山)による 鉱山の製錬に伴う未処理廃水により、神通川下流域の富山県で発生した鉱害で 日本初の公害病で四大公害病のひとつである。 神通川下流域である富山県婦中町(現・富山市)において、1910年代から 1970年代前半にかけて多発した。 カドミウムによる腎臓障害と骨軟化症を主な特徴とし、カドミウム汚染地域に 長年住んでいてこの地域で生産された米や野菜を摂取したり、カドミウムに 汚染された水を飲用するなどで起きた。
○水俣病 八代海沿岸の水俣市の窒素株式会社の工場排水のメチル水銀化合物が原因である ことを会社が認めた。 患者が口や手足のしびれなど、神経障害とみられる症状を示した。
かつて 東ドイツがあったとき 東ベルリンの本屋で買った「日本」という本にも この水俣病が紹介されていた。 東ドイツの工場も設備が古く、排煙はヨーロッパの環境公害の原因だったのだが。 |