[No.620]
Re: 「ピノッキオ」は児童書ではない!
投稿者:男爵
投稿日:2011/12/17(Sat) 10:43
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唐辛子 紋次郎 さん
> そういう視点で翻訳された大岡玲の「ピノッキオの冒険」を読んだ。
> それはこの話の出どころが旧約のヨナ記だという意味では正しい。しかし、コッローディの書いたのは「新ヨナ記」なぞのなぞりではなく、かれ自身の「ピノッキオの冒険」である。なにもマッタク同じである必要はない。
> * 旧約のその個所を見ると、ただ大きなさかなun grosso pesce (inghiottisse Giona.)となっているので、ほんとうはクジラでもサメでも何でもいいのかも知れない。
昭和45年の新改訳聖書(日本聖書刊行会)を見てみました。
主は大きな魚を備えて、ヨナをのみこませた。
ヨナは三日三晩、魚の腹の中にいた。
そして、ドイツのクリスマス市で買った DIE MERIAN BIBEL も見ました。
これは大きな本なのに格安でした。 日本に運ぶ運賃の方が高いくらい。
Aber der Herr liess einen grossen Fisch kommen, Jona zu verschlingen.
Und Jona war im Leibe des Fisches drei Tage und drei Naechte.