緋文字はアメリカ文学。
高校生の時、ホーソンの「緋文字」を読んだことがある。 なんとなく(真面目な)「真実一路」の作家を思わせる小説だった。
「私たちのしたことには、それなりに神聖なものがありました。 私たちはそういう気がしていました。 お互いにそういったではないですか。お忘れになったのでしょうか。」 この言葉が小説の中で発せられるまで、 ヨーロッパ史は千数百年を要した。 (この言葉はアメリカ文学の「緋文字」の主人公ヒロインの言葉である) 阿部謹也:西洋中世の男と女 阿部謹也の「西洋中世の男と女」には 男と女の間のことがヨーロッパの歴史で どう変わっていったかということが書かれてある 結構難しい内容です。 公開講座をまとめた本です。
アメリカの大学生は Aの文字は何色? と聞かれて、赤(緋)と答えられないといけないのだそうです。
「緋文字」は 緋色の A の文字を胸につけさせられて暮らすヒロインの話だから。
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