| > 河野実:「愛と死をみつめて」終章 もうひとりのミコ
 > この本は
 > ミコの「若きいのちの日記」の対になる
 > 2005年発行のマコの作品なのです。
 
 > 還暦もすぎた河野実の回想的な叙述が書かれてあります。
 
 > 大島みち子は
 > 「北帰行」と「川は流れる」と「アカシアの雨が止む時」が好きで
 > 河野実によく歌わせたと書いてあります。
 
 「北帰行」 昭和36年(1961年) 小林旭
 「川は流れる」 昭和36年(1961年) 仲宗根美樹
 「アカシアの雨が止む時」 昭和35年(1960年) 西田佐知子
 昭和35年(1960年)7月に阪大付属病院で入院中のマコとミコは出会う。
 
 死期の近いミコが
 気弱になって酒を飲んだりするマコに
 大阪からの電話で
 しっかり生きなさいと説得するのです。
 
 彼女には隠したが
 睡眠薬で自殺未遂をしたマコ。
 こうしてみると男はいざというとき弱く
 女は強いものです。
 別の話でも同様のことが言われています。 極限では女は強いが、男は弱くなる(そうでない例もありますが)。
 
 
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