[掲示板へもどる]
一括表示

[No.956] すみれの花咲く頃 投稿者:   投稿日:2012/04/04(Wed) 15:15
[関連記事

すみれの花咲く頃
画像サイズ: 400×311 (52kB)
公園でスミレの花を見つけました。

宝塚ソングとして有名な「すみれの花咲く頃」ですが
http://www.youtube.com/watch?v=n0-Hbzy190c

もとはと言えばシャンソンのQuand Refleuriront Les Lilas Blanc
「白いリラが咲く頃」だそうです。
ブランが白だってことはワイン好きでなくたって知ってる。
http://www.youtube.com/watch?v=ObdOp_pY2ZY&feature=related

日本に輸入したときに着色剤が混入されて、白色からスミレ色に
なったらしい。ところが、さらに元歌がありドイツ語でした。
Wenn der Weisse Flieder wieder blueht(白いニワトコが咲く頃)
と言うのです、ニワトコの花ってどんなかな?
http://www.youtube.com/watch?v=rw8QQociazs&feature=related


[No.958] Re: すみれの花咲く頃 投稿者:   投稿日:2012/04/04(Wed) 15:50
[関連記事

懐かしい歌、有り難うございます

3番目のから次の歌に辿り着きました。音質は良くないけど色々ありますね。

http://www.youtube.com/watch?v=O3N2_QgiA-Y&feature=relmfu


[No.970] Re: すみれの花咲く頃 投稿者:   投稿日:2012/04/04(Wed) 19:57
[関連記事

ザックスさん 今晩は

> 3番目のから次の歌に辿り着きました。音質は良くないけど色々ありますね。
>
> http://www.youtube.com/watch?v=O3N2_QgiA-Y&feature=relmfu

おや、「たった一度」ですか、なつかしい。
ダス.イスト.アインマール

高校時代の良き思い出がよみがえりましたよ。


[No.975] Re: すみれの花咲く頃 投稿者:マーチャン  投稿日:2012/04/04(Wed) 20:52
[関連記事

ザックスさん YKOMAさん

> おや、「たった一度」ですか、なつかしい。
> ダス.イスト.アインマール

 Das gibts nur einmal, das kommt nicht wieder

 「会議は踊る」の主題歌ですね。

 モンチャンとウイーンに行ったとき「ホイリゲ」で
 楽師さんたちに、この歌をリクエストしました。
 そうしたら、お客さんが喜んで一緒に歌ってっていました。

 明るく楽しい歌ですが なにか、暗い戦争に突入する前の
 「ヤケッパチ」みたいな気分もチラチラ見えている、そんな歌に聞こえます。


[No.977] Re: すみれの花咲く頃 投稿者:   投稿日:2012/04/04(Wed) 21:43
[関連記事

  音楽とは関係ないけれど…。

> 日本に輸入したときに着色剤が混入されて、白色からスミレ色に
> なったらしい。ところが、さらに元歌がありドイツ語でした。
> Wenn der Weisse Flieder wieder blueht(白いニワトコが咲く頃)
> と言うのです、ニワトコの花ってどんなかな?
> http://www.youtube.com/watch?v=rw8QQociazs&feature=related

 これがフシギなんすね。Fliederちゅのを、独和で引くと、ある辞書にはリラ、ライラックと書いてあるのに、もう一つの辞書では、にわとこ;ライラックと出ています。

 広辞苑では、にわとこは、スイカズラ科の植物で、リラはモクセイ科。明らかに違います。一体どうなってるんでしょう。

 男爵さん、教えて!Wenn der weisse Fliederのところを見ると、こんな写真が載ってました。

http://de.wikipedia.org/w/index.php?title=Datei:Wei%C3%9Fe_Fliederbl%C3%BCten_und_Knospen_.JPG&filetimestamp=20090420211857

                          迷える子羊より


[No.987] Re: すみれの花咲く頃 投稿者:   投稿日:2012/04/05(Thu) 11:22
[関連記事

マーチャン
Das gibts nur einmal でしたね。映画「会議は踊る」の主題歌でした。
リリアン.ハーヴェイが唄ったのを数年前にyoutubeで見たんだけど
今はありませんね。

紋次郎さん

>  これがフシギなんすね。Fliederちゅのを、独和で引くと、ある辞書にはリラ、ライラックと書いてあるのに、もう一つの辞書では、にわとこ;ライラックと出ています。

わたしのは、”Flieder にわとこ、 spanischer〜 むらさきはしど、ライラック 云々 とあります。
 スペイン風のフリーデル が リラちゅうことかな。


[No.992] Re: すみれの花咲く頃 投稿者:   投稿日:2012/04/05(Thu) 12:44
[関連記事

  YKOMAさん、コメントありがとうございます。
 
> >  これがフシギなんすね。Fliederちゅのを、独和で引くと、ある辞書にはリラ、ライラックと書いてあるのに、もう一つの辞書では、にわとこ;ライラックと出ています。
>
> わたしのは、”Flieder にわとこ、 spanischer〜 むらさきはしど、ライラック 云々 とあります。
>  スペイン風のフリーデル が リラちゅうことかな。

ということは、日本の辞書3冊がみな、バラバラということですね。(*^_^*)いわゆる『統一見解』ちゅう紋は、ないんかな。

 ためしに、翻訳ソフトでFliederをスペイン語に訳すと、lila.そこで、ヒマに任せて、西和でlilaを引くと、ライラック、ムラサキハシドイ(の花)、とあって、ますます迷路へ。

 ちなみに、スペイン語でリラには、バカ、間抜けなどの意味も。(-_-;)


[No.993] Re: すみれの花咲く頃 投稿者:   投稿日:2012/04/05(Thu) 13:12
[関連記事

紋次郎さん

> ということは、日本の辞書3冊がみな、バラバラということですね。(*^_^*)いわゆる『統一見解』ちゅう紋は、ないんかな。

早い話、現在の政治とおんなじ、てことですねえ。

>  ちなみに、スペイン語でリラには、バカ、間抜けなどの意味も。(-_-;)

これは参りました、このツリーにもオチがつきましたようで。


[No.1023] 唐辛子 紋次郎 さんへの回答 投稿者:男爵  投稿日:2012/04/06(Fri) 13:28
[関連記事

唐辛子 紋次郎 さん、 みなさん

>   音楽とは関係ないけれど…。

>  これがフシギなんすね。Fliederちゅのを、独和で引くと、ある辞書にはリラ、ライラックと書いてあるのに、もう一つの辞書では、にわとこ;ライラックと出ています。

>  広辞苑では、にわとこは、スイカズラ科の植物で、リラはモクセイ科。明らかに違います。一体どうなってるんでしょう。

>  男爵さん、教えて!

はいはい
私もわからないから
専門家に聞きました。

  −−−−−−−−−

 16世紀頃、Fliederという単語がありました。この語は
 もともとはHolunderの意味で使われていました。
 つまり、せいようにわとこ(西洋接骨木)Sambucus nigra
 を指したようです。甘い香りのする白い花が咲きます。
 原産地はヨーロッパ。やはり16世紀頃syringa vulgaris
 (リラ)が知られるようになると、Fliederという語にも「リラ」
 の意味が付与されました。当初は形容詞とともに
 シュパーニッシャア・フリーダーとかトゥルキッシャー・
 フリーダーという使われ方をしていましたが、だんだん
 形容詞がとれてただ単にFliederと言われるようになりました。
 現在では、「リラ」の意味で使われる方が多く、「にわとこ」の意味で使うのは
 はドイツ北東部の方言ぐらいのようです。それも形容詞を付けて
 schwarzer Flieder「黒にわとこ」、のように。
 にわとこもリラも似たような香りのする花ですので、16世紀頃は、
 「種」などという科学的区分によって区別することはなかったのです。
 当時の時代状況で考えれば、違う意味が付与されていても
 納得のいくところです。

  −−−−−−−−−

これを教えてくれた先生はドイツで博士号をとった
実力派のドイツ語の先生です。
何冊か著書もあります。

だから
信頼すべき情報だと思います。


[No.1027] Re: 唐辛子 紋次郎 さんへの回答 投稿者:   投稿日:2012/04/06(Fri) 15:37
[関連記事

  男爵さん、こんにちは。

>> はいはい>> 私もわからないから
専門家に聞きました。>>   −−−−−−−−−
16世紀頃、Fliederという単語がありました。この語は
もともとはHolunderの意味で使われていました。
 つまり、せいようにわとこ(西洋接骨木)Sambucus nigra
 を指したようです。甘い香りのする白い花が咲きます。
 原産地はヨーロッパ。やはり16世紀頃syringa vulgaris
 (リラ)が知られるようになると、Fliederという語にも「リラ」
 の意味が付与されました。当初は形容詞とともに
 シュパーニッシャア・フリーダーとかトゥルキッシャー・
 フリーダーという使われ方をしていましたが、だんだん
 形容詞がとれてただ単にFliederと言われるようになりました。
 現在では、「リラ」の意味で使われる方が多く、「にわとこ」の意味で使うのは
 はドイツ北東部の方言ぐらいのようです。それも形容詞を付けて
 schwarzer Flieder「黒にわとこ」、のように。
 にわとこもリラも似たような香りのする花ですので、16世紀頃は、
 「種」などという科学的区分によって区別することはなかったのです。
 当時の時代状況で考えれば、違う意味が付与されていても
 納得のいくところです。>> >>   −−−−−−−−−
  これを教えてくれた先生はドイツで博士号をとった
  実力派のドイツ語の先生です。>> 何冊か著書もあります。
  だから
  信頼すべき情報だと思います。

男爵さん、Vielen Dank.なるほど。リンネの登場は、18世紀です紋ネ。その前は、同じような匂いがするから、こいつも、リラにしてまえ。てな調子でやってたわけでやんすね。

 それにしても、男爵さんは、知り合いも優秀な方ばかりで、幸せですね。あっしには古本(それも、ぞっき本ばかり?)の友達しかいません。(-_-;)