[No.1652]
Re: 草履きんじょ
投稿者:男爵
投稿日:2016/08/21(Sun) 15:52
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寒梅さん、まやさん こんにちは。
> ♪ ぞうりきんじょきんじょ おてんまてんま
> はしのしたの どぐそだれがひった
>
> 埼玉行田の出の母がうたっていたのである、下駄(草履)隠しの
> 鬼を決めるとき片方の下駄を脱いでならべ親役の者が、それを
> 足でさしながら歌の終えたところの下駄の持ち主が鬼となる。
「草履(下駄)隠し」
この遊びは,まず全員が履物の片方を差し出して一列に並べ,その上を親が唱句に合
わせて順番に指差してゆく.
歌の終に当たった履物の持ち主は,その瞬間に鬼と化し,履物を隠す<隠し鬼>へと移行する.
豊橋短期大学の先生の論文がありますね。
http://www2.sozo.ac.jp/pdf/kiyou13/05omori.pdf
北は東北、南は九州四国まで調べたみたい。
北海道,埼玉,栃木,奈良,佐賀,沖縄の5道県を除く41都府県に広く記録されて
いた。(表1)
江戸時代からあったみたい。
「鬼わたし」(『童謡集』1820)
草履きんじょきんじょきんじょ.おじょんまじょんま.はしの下の菖蒲は,咲いたか咲かぬかまださかぬ.
草履がなくなって、この歌も絶滅寸前。