「一汁一菜でよいという提案」という本があります。 NHKにもよく出られる料理研究家の土井善晴さんの本です。
買おうかと思いながら、まだ買ってないのですが、購入者のレビューによれば、 料理の本と言うより、哲学の本と言うほうがふさわしいそうです。
少し前、たまたまテレビで、これに関連した(であろう)テレビを見たのです。 土井さんが出演されていて、みそ汁を作って見せてくれました。
目からウロコのような作り方でした(^o^)/
お椀に、まず、様々な材料を切ったりちぎったりしながら、上までいっぱいにします。 いっぱいになったら、それを鍋に移します。 空っぽになったお椀に、お水をいっぱいに入れ、それを、先ほどの鍋に入れます。
これを煮て、味噌を一人前程度加えると、一人分の味噌汁の出来上がり、というもの でした。
これにはびっくりしましたが、すごく合理的で、素晴らしいと思いました。
1人分の味噌汁を作るというのは意外と面倒で、作らずにインスタント味噌汁を利用 することもちょくちょくあった私メ・・・(^^ゞ
土井式だと、具にこだわりが無くてもよさそうです。以前は、実の取り合わせなどを 考えていましたが、とにかく、何でも放り込めば良さそうです。
そこらにあるものを何でも使います。根菜類は、柔らかくなるのに少し時間がかかる ので、薄切りにするのがコツかな、と初回の失敗から学びました(^^ゞ
キャベツに大根、ニンジン、玉ねぎ、ネギ、豆腐、油揚げ、ちくわに、ワカメetc. 土井さんは、ウインナソーセージまで入れていたっけ(^^ゞ とにかく何でもあるものを丼いっぱい(ちなみに、私の器は、見かけがどんぶりに近い) 入れると、ほんとに具だくさんという感じ。これはダメ、というものが殆どない。
土井さんによると、具をたくさん入れるから、だしがなくてもだしが出るそうですが、 私はアゴの顆粒だしを入れます。
冷蔵庫の在庫整理にもなります(^^ゞ 一汁一菜と言うには、もう1菜要りそうですが、これだけでも、栄養が摂れた気には なりますね。
独り暮らしの方、お試しになってはいかがでしょう(^o^)/ 短時間でできるし、楽しくもありますよ。 夏子
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