タイトル | : 死化粧(エンゼルメイク) |
投稿日 | : 2005/08/21(Sun) 18:10 |
投稿者 | : 季寿 |
みなさん こんにちは
最後の看取り 死化粧(エンゼルメイク) 小林光恵著
を読みました
病院での臨終は1950年代初めには1割だったのが、今は9割
50年余りで自宅から病院へと変わりました
エンゼルメイクとは、亡くなった方の最後の顔を大切なものと
考えた上で、その人らしい容貌・装いに整えるケア全般のことで、
現在、最後の看取りの作業として捉え直し、実践がはじめられて
いるそうです
顔の各部を清潔にしたり、失われた造作を整えたり、化粧したり
髪を洗い、ファンデイションや口紅を使って、家族の心の中にあ
る元気な頃の面影を取り戻すように死後処置をします
家族縁者も看護師とともに手伝うこともあるようで、家族が死者
に対して最後の顔を巡るかけがえの無い濃厚な時間です
実際にあった家族の方々のエピソードが書かれています
季寿