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[No.15545] 西本健一郎:世界冷や汗ひとり旅 投稿者:男爵  投稿日:2010/07/25(Sun) 18:07
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この著者は「間違いだらけの海外個人旅行」など数冊の著書がある。

ユーレイルパスを使って毎日鉄道に乗り続けた日本人旅行者に
「旅というのは、そんなに鉄道に乗っているだけじゃだめなんだよ。
気に入った町を見つけて、そこでしばらく過ごすのが大切だ。
ユーレイルパスなんか使って移動ばかりしててもなにも見えないよ。
それは旅じゃない」と言った著者は、その日本人青年が何日で何カ国旅をしたと
自慢しているのに腹を立てたらしい。
しかし
この著者もヨーロッパの鉄道料金が高いので、チューリッヒでユーレイルパスが
買えることを知ると試しに買ってしまう。
そして、有効期間を効率よく利用する気になって、
物価の高い北欧には、町のホテルに泊まらず、寝台車(クシェット)を使ったり
夜行列車で移動した。
結局、ユーレイルパスの便利さを認め活用したわけである。
 このユーレイルパスはうまく使うと大変便利である。

大連であった高齢旅行者は気まぐれワガママで
二人で旅順ツアーを予約したのに当日になってキャンセルしてしまったので
この著者は怒る。そして、このワガママ高齢者を和気和歌乱(わけのわからん)さん
という名で本に書いている。
旅順観光は軍の施設が近くにあるという理由で、団体ツアーのみ観光できる。
(どうやら、そのようにして旅行客から見学料をせしめるらしい)
大連の旅行社に電話をかけると、ある旅行会社では一人参加なら1000元、二人だと1200元という。別の旅行者では一人参加は750元、二人だと1300元という。
和気和歌乱さんに相談して二人で1200元に申し込んだ。
ところが翌朝になって、和気和歌乱さんがドアをノックして入ってくるなり
「住所と電話番号を教えなさい」と命令口調で言う。
どうしたのかと聞くと、日本にいる娘さんに電話したところ
「その人は怪しい、偶然を装って出会って、最後は誘拐するんじゃないか」と
言われたようだ。
この著者は他の本にも書いているように「旅先では住所も電話番号も教えない」主義
にので、よほどの理由がない限り教えない。
すると、和気和歌乱さんは「やはり娘が言ったとおりだ」と怒りだし
「旅順ツアーなんて危なくて、お前と行けるか」と大声を出して、部屋に閉じこもった
ままになってしまった。
結局、著者は旅行者と交渉して、一人参加の1000元にしてもらったのだが
はじめから一人で行くのなら、750元の旅行会社のほうにしたのだから
この高齢旅行者のために250元(約4000円)損をしてしまったと、この本に書いている。

私の場合、現地の大学の先生に案内して見学できました。
http://structure.cande.iwate-u.ac.jp/china/image4/Pa021184.jpg

買って読むほどの本ではない。
図書館で借りて読むので十分。


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