[No.16014]
宮崎正勝:読んだら話したくなる世界史
投稿者:男爵
投稿日:2010/11/01(Mon) 09:21
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楽しく勉強できる世界史
ユーラシアの一体化の時代の流れをザックリ知ろう
7世紀〜10世紀 イスラム商人の時代
11世紀〜12世紀 トルコ人の時代
13世紀〜14世紀 モンゴル帝国の時代
14世紀後半〜 モンゴル帝国以後の時代
モンゴル帝国はユーラシア大陸をひとつにまとめ、巨大な大陸の中の通商や文化交流がすすんだ。
このことを中国やロシアは過小評価している。おそらくモンゴル支配の時代が(自分たち民族にとって)悪い思い出だったからだろう。
モンゴル騎兵により生まれたハンバーグ
モンゴル人の雄たけびは、ロシア語のウラー、ドイツ語のフラーとして伝えられ
英語ではフレーとなった。運動会で使う「フレー、フレー」である。
(この説は私は?ですが)
モンゴル人は馬肉を叩いてつぶし、草を加えて鞍の下に敷き、柔らかくして後で食べた。
それが生肉料理のタルタル・ステーキであり、モンゴル人が占領したロシアや朝鮮にも伝えられた。
ロシアの生肉料理は、やがてドイツに伝わり、肉の種類も変わり、火で焼く料理に変わった。
アメリカ合衆国は移民の国であるが、19世紀には1/3がドイツ移民だった。
ドイツ系移民はハンブルク風のステーキを懐かしみ、アメリカで流行させた。それがハンバーグステーキである。
(むかしホテルで夜中に見た民放テレビ番組で、タルタル・ステーキが韓国のユッケとなり、いっぽうのアメリカにわたったハンバーグステーキはハンバーガーとなって、東京の街で東西から伝わったモンゴル食文化が合流したとのレポートがあった)