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[No.14852] カローチャ(Kalocsa)訪問 投稿者:   投稿日:2011/08/11(Thu) 22:00
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カローチャ(Kalocsa)訪問
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 ここカローチャは、南大平原地方に入るんだそうである。また、ハンガリー大使館のサイトによれば、今年2011年はリスト年だそうである。

 ここには、司教座教会がある。あっしらは、7月2日、ここへ立ち寄ったが、この教会は、リストがここで演奏したことで、有名なのだそうだ。リスト・フェレンツの★銅像が前庭にあって、最初なぜなのかと思ったが、堂内に入ってその訳が分かった。

 ★ハンガリーはヨーロッパにあって、唯一名前の書き順が日本と同じ国である。つまり、リストは苗字、フェレンツは名前に当たる。フランツはフェレンツのドイツ語読みである。コダーイ・ゾルターン、バルトーク・ベーラなどいずれも上に倣う。

 面白いのはルービック・キューブとして、子供から大人まで、世界中のひと達に愛されている、あの立方体パズルも、じつはハンガリー人のルビック・エルノーが考案したものである。

  ハンガリーには、ノーベル賞受賞者も10人以上いる。

 なお、写真の中央後ろ向きは、マーチャンである。


[No.14853] Re: カローチャ(Kalocsa)訪問 投稿者:   投稿日:2011/08/11(Thu) 22:19
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Re: カローチャ(Kalocsa)訪問
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  教会の前庭に立つリスト・フェレンツの像。


[No.14854] Re: カローチャ(Kalocsa)訪問 投稿者:   投稿日:2011/08/11(Thu) 22:28
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Re: カローチャ(Kalocsa)訪問
画像サイズ: 510×383 (50kB)
台座に刻まれたリスト・フェレンツの文字が動かぬ証拠。(*^_^*)ハンガリーでは間違ってもフランツ・リストと云わぬこと。←まあ、どうでもよろし。


[No.14855] Re: カローチャ(Kalocsa)訪問 投稿者:   投稿日:2011/08/11(Thu) 22:43
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Re: カローチャ(Kalocsa)訪問
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 セントハーロムシャーグ広場1番地にある教会堂に入ると、国内最大と云われるパイプオルガンの威容に圧倒される。ああ、ここでリストが一度ならず演奏したのかと思うと、音楽ファンならずとも感慨無量。


[No.14856] Re: カローチャ(Kalocsa)訪問 投稿者:   投稿日:2011/08/12(Fri) 10:51
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Re: カローチャ(Kalocsa)訪問
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教会では、ふつうオルガンは副次的なもので、信者はまず祭壇に向かうのがほんとうだろう。そこで、この写真。内陣を望む。ここは丁度、オルガンとは反対の位置にある。


[No.14857] Re: カローチャ(Kalocsa)訪問 投稿者:   投稿日:2011/08/12(Fri) 11:00
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Re: カローチャ(Kalocsa)訪問
画像サイズ: 383×510 (48kB)
 ここの説教壇は立派だった。しかし、出来たのは、案外新しいのかもしれない。


[No.14858] Re: カローチャ(Kalocsa)訪問 投稿者:   投稿日:2011/08/12(Fri) 11:07
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Re: カローチャ(Kalocsa)訪問
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 しかし、異教徒である旅行者の目を楽しませるのは、やはり、ステンドグラスか。


[No.14859] Re: カローチャ(Kalocsa)訪問 投稿者:   投稿日:2011/08/12(Fri) 11:13
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Re: カローチャ(Kalocsa)訪問
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 絵の説明ができれば、いいのだが……。(-_-;)


[No.14860] Re: カローチャ(Kalocsa)訪問 投稿者:   投稿日:2011/08/12(Fri) 11:24
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Re: カローチャ(Kalocsa)訪問
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 もう一枚だけステンドグラスを追加。いずれも美しいが、時間が限られているので、撮る方は気ぜわしい。うっかりしてると、広い堂内に自分だけひとり取り残されていたり……。(-_-;)


[No.14861] Re: カローチャ(Kalocsa)訪問 投稿者:男爵  投稿日:2011/08/12(Fri) 13:42
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唐辛子 紋次郎さん  こんにちは

カロチャの大聖堂は、長い歴史があるようですが
オスマントルコに支配された時代や
第二次世界大戦で破壊されたことからして
最近復元されたような印象を受けます。

とくにソ連崩壊のあとに
ようやくハンガリー人の手で再建の動きが活発になったように推察します。
 東独や旧共産圏の東欧国家の例を見ても。
  もともと共産主義者は宗教が嫌いだし。

いっけんすると
オーストリアや南ドイツにも似たような教会がありますが
ロマネスク様式でもないしゴシック様式でもないように思われます。


[No.14862] Re: カローチャ(Kalocsa)訪問 投稿者:   投稿日:2011/08/12(Fri) 16:39
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   男爵さん、みなさん、こんにちは。

> いっけんすると
> オーストリアや南ドイツにも似たような教会がありますが
> ロマネスク様式でもないしゴシック様式でもないように思われます。

  公式のサイトの説明では、建築様式は、イタリアン・バロックということですが…。


[No.14863] Re: カローチャ(Kalocsa)訪問 投稿者:男爵  投稿日:2011/08/12(Fri) 18:30
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唐辛子 紋次郎さん、みなさん、こんにちは。

>   公式のサイトの説明では、建築様式は、イタリアン・バロックということですが…。

やはり バロック様式ですか。

ここには ゴシック建築での礼拝堂の再建などと書かれていますが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%81%E3%83%A3
  ウィキペディアを必ずしも鵜呑みにしないほうがいい一つの例でしょう。


[No.14864] Re: カローチャ(Kalocsa)訪問 投稿者:   投稿日:2011/08/12(Fri) 21:23
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  男爵さん、みなさん、こんばんは。

> >   公式のサイトの説明では、建築様式は、イタリアン・バロックということですが…。
>
> やはり バロック様式ですか。
>
> ここには ゴシック建築での礼拝堂の再建などと書かれていますが。
> http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%81%E3%83%A3
>   ウィキペディアを必ずしも鵜呑みにしないほうがいい一つの例でしょう。

ウィキペディアには、各国語版があり、記述も、挿入写真も違うようです。この教会の写真についても、日本語版にはありますが、入ってないヴァージョンもあります。

 記述についても、ポーランド語版では、たったの5行ほどで済ましています。

 ネット上の色々なサイトについては、以前、男爵さんから、すべてのサイトが正しいとは限らないと教えられたので、なるべく注意して読むようにしています。←けれど、これをやると、時間が物凄くかかってタイヘン困ります。(-_-;)

 じつは、あっしは、リストがここでオルガンを弾いたという記事を書いたのですが、この裏をとろうと、サーフィンをしていると、あるサイトに、このオルガンが20世紀になって作られたかのような表現があり、まてよ、リストといえば、生没年が、1811年、1886年の筈です。

 それでオルガンを弾けるわけないじゃないかと、おおいに迷いました。他のところはじつに丁寧に書いているので、ついつい、信用してしまいました。

 けっきょく、オルガンのできたのが、1876年〜1877年らしいことが分かり、やっと一安心しました。(*^_^*)

 一時は、あしたになったら、ハンガリー大使館に問い合わせしようかとさえ、思いました。 (-_-;)


[No.14865] Re: カローチャ(Kalocsa)訪問 投稿者:男爵  投稿日:2011/08/13(Sat) 08:17
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唐辛子 紋次郎さん

>  ネット上の色々なサイトについては、以前、男爵さんから、すべてのサイトが正しいとは限らないと教えられたので、なるべく注意して読むようにしています。←けれど、これをやると、時間が物凄くかかってタイヘン困ります。(-_-;)
>
>  じつは、あっしは、リストがここでオルガンを弾いたという記事を書いたのですが、この裏をとろうと、サーフィンをしていると、あるサイトに、このオルガンが20世紀になって作られたかのような表現があり、まてよ、リストといえば、生没年が、1811年、1886年の筈です。

>  けっきょく、オルガンのできたのが、1876年〜1877年らしいことが分かり、やっと一安心しました。(*^_^*)

リストがここでオルガンを弾いたのが歴史的な事実でも
彼の弾いたオルガンは大戦で破壊され
現存するオルガンは新しくつくられたものかもしれません。

学者が論文を書くときはそういうことまで注意しますが
我々は
たんに歴史的にこでリストがオルガンを弾いたのだということを
思えばそれでいいと考えます。

フランクフルトのゲーテの家も戦争ですっかり壊されたのを
戦後に再建して
この部屋でゲーテが生まれたの、妹の誕生祝いをしたのはこちらだのと
説明しています。 本当は再現ドラマ。


[No.14866] Re: カローチャ(Kalocsa)訪問 投稿者:   投稿日:2011/08/13(Sat) 09:32
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> 学者が論文を書くときはそういうことまで注意しますが
> 我々は
> たんに歴史的にこでリストがオルガンを弾いたのだということを
> 思えばそれでいいと考えます。

どの情報をもとに、そう思うかが問題で。カローチャのサイトを色々みても、カローチャの街についてはくわしくても、教会やオルガンに特定した記事は少ないと思います。

 あっしの納得のいくような、この街の教会オルガンの歴史といった説明が殆どないので、男爵さんが、そう思えと云われるからといって、かれが(いまのオルガンでなく!)当時のオルガンを、弾いたとは確信できません。

学者的にいうと、どこどこにこういう文書、あるいは、信用できるひとの書簡が残っていて、そこに、リストがここで弾いたと書いてあるということであれば、信用できるということでしょうね。(*^_^*)


[No.14867] Re: カローチャ(Kalocsa)訪問 投稿者:男爵  投稿日:2011/08/13(Sat) 10:11
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唐辛子 紋次郎さん

> 学者的にいうと、どこどこにこういう文書、あるいは、信用できるひとの書簡が残っていて、そこに、リストがここで弾いたと書いてあるということであれば、信用できるということでしょうね。(*^_^*)

どうやら
唐辛子 紋次郎さんは学者になったらよかったと思いますが。
 とくに語学の知識は玄人はだしですね。

私自身はあまりこういうことにこだわると疲れるから
適当にしたいのですが。

回りには学者がいて
そういう方々の話を聞くと なかなか大変なのです。

ある有名な学者の本でも晩年のものには間違いがあるから
まったく鵜呑みにしないで
その引用している資料とか原典にさかのぼって
いちおうチェックすることが必要であると教えられます。
 単に有名な先生の本を引き写ししたら、自分の論文にも間違いを書いてしまうことになる。

だいたい自分の論文や本でも
つい間違って書いてしまい校正の時に気がつかず
活字になってから反省することが少なくないです。

数学者の岡潔でしたか
先人の研究者の論文を読んで
その詳しい証明とか記載事項にいちいちあたって確かめながら読み進むため
そんなことを繰り返して文献を読んでいったら時間ぱかりかって
だから研究の歴史が進めば進むほど、あとから研究する人は
資料の確認とか内容の正誤チェックに時間がかかるから
ますます研究するのは時間ばかりかかって先に進まないと書いていました。

メロウの掲示板は学会ではなく
お互いに楽しみながら知識情報を交換する場所なので
多少の間違いも許されると思います。
気楽にしましょう。