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[No.399] 名言・名句 投稿者:   投稿日:2007/10/01(Mon) 08:14
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 めろうくらぶのみなさん おはようございます。

 きょうから、かんなつきにはいりました。
いかが、おすごしのことでせう。

 今月は神様がいないので、命の洗濯といきませう。
あいもかわらず、おせっかいやきのむしのこえです。

 アサガオの つるべとられて もらいみず

 はまのまさごの つきるとも よにぬすびとの たねはつきまじ

 つれづれなるままに ひぐらしすずりにむかいて・・・
 ・・・・・・あやしゅうこそ ものぐるほしけれ

 国語の苦手な私が、愚考してみました。
世に名言・名句といわれるものは

 思い出しやすく、情景、心情が言いえて妙。
 且つ又、いつの世も、新鮮でおもしろいことか・・

 世に諺はいろいろありますが、その通りにいかないので
苦労と心配がたえません。
超越して、俳句の一つでも紹介して呉れませんか。


[No.400] Re: 名言・名句 投稿者:   投稿日:2007/10/01(Mon) 10:05
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  憂きことを 水母に語る 海鼠かな  (作者を 私は知りません)

 メルヘンチックで好きな句ですが
 季語としては 水母は夏 海鼠は冬   ハテ??

 「憂きこと」の一語でしまっています

   海の底にへばりついている海鼠は 
   悠々と泳ぐ水母を 内心うらやんでいるのかも知れませんが
   水母には水母の悩みがあるでしょう


[No.401] Re: 名言・名句 投稿者:瀬里恵  投稿日:2007/10/01(Mon) 10:30
[関連記事URL:http://homepage2.nifty.com/Avenue-Serie/

 ふーさん、皆さん、お早う御座います。

>  今月は神様がいないので、命の洗濯といきませう。

 おっとドッコイ…神様がいらっしゃらないのは出雲の国だけでしょう。
他の国は神有月…ハメを外しているとこを神様に見られると神罰テキメン…
クワバラ クワバラ…(爆笑)

 朝顔に つるべ取られて 貰い水   …千代女…

 いい句ですね。愚妻にこのような才能があると 瀬里恵の一生は変わったカモ?

 石川や 浜の真砂は尽きるとも 世に盗人のタネはつきまじ  …石川五右衛門…

 石川五右衛門の辞世だそうだが ホントかね??


> 超越して、俳句の一つでも紹介して呉れませんか。

そうですか。では瀬里恵の生前辞世を二首…

 かすみたつ 雲井にいのち天翔けて 世の行く末を いかにとぞ見む
 歳ふりて 何をなごりの老い桜 隠れ深山に ひそと散りゆく

そのほか早稲田文学新人賞「短歌の部」に入選した歌のなかから若干…。

 グラマンと 人は呼びしも我が眼には セシルオーブリ帰らぬ人よ
 功名も 快楽(けらく)も縁無き布衣なれば しずの苫家に秋風の中
 ウイスキーに 三百カラットぶち込みて 虹を見ている朦朧の眼よ

 如何でしょう 興味がおありでしたら瀬里恵のホームページのサブページ
瀬里恵短歌自選集でもご覧になりませんか。


    http://fine.ap.teacup.com/serie-brog/
             瀬里恵


[No.402] Re: 名言・名句 投稿者:   投稿日:2007/10/01(Mon) 10:52
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いやいや、ご両人!
早速ご一報を戴き有難うございます。

 恥ずかしながら、小生の国語力では上手く読み取れません。
ルビをお願いしたいのですが、これも難しいですね。
下手に付けると読み手に失礼かもしれませんし。

 それにしても、面白いですね。教養とは・・・
小生も子の歳で、頑張っています。
ご指導のほどを。


[No.403] Re: 名言・名句 投稿者:   投稿日:2007/10/01(Mon) 12:42
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 悪戦苦闘のすえ、見つけました。

水母(すいぼ、くらげ)、海鼠(かいそ、なまこ)
布衣(ふい、布の衣服転じて平民の意)、
苫屋(とまや、菅・茅で編んだ粗末な屋根の小屋)

先人は乙な物言いをしたものですね。先人の遺産を失いかけています。
苦労して見つければ、忘れませんね。少し勉強しました。


[No.404] Re: 名言・名句 投稿者:瀬里恵  投稿日:2007/10/01(Mon) 13:51
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フーさん、勉強されましたね。

>  悪戦苦闘のすえ、見つけました。

> 布衣(ふい、布の衣服転じて平民の意)、

布衣=ふい とも読みますが本来は「ほい」が正しいのです。
むかし、六位以下の官吏または武士か着る木綿製の、無紋の狩衣を
布衣といいました。それが転じて 布衣しか着てはいけない六位以下の
官吏や お目見え以下の武士も布衣と言うようになりました。

瀬里恵が子供の頃、親父が乞食のことを布衣人(ほいと)と呼んでいた
事を思い出します。

> 苫屋(とまや、菅・茅で編んだ粗末な屋根の小屋)

「我は海の子」と言う小学校唱歌をご存知ですか。

 ♪♪我は海の子白波の さわぐ磯辺の松原に
   煙たなびく苫家こそ 我が懐かしき棲家なれ♪♪

この唱歌にも「苫家」が出てきますね(笑)


       http://fine.ap.teacup.com/serie-brog/
              瀬里恵
 


[No.407] Re: 名言・名句 投稿者:   投稿日:2007/10/01(Mon) 15:23
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 瀬理恵さん

 「ほいと」子供の頃、聞いたことがありました。
布袋さんの「ほ」ですね。「海の子」の苫屋なれも
思い出しました。

 日本語って読み方がいろいろで、難しいですね。
古の日本語は情緒やいわれがあって面白いですね。
最近、訳の判らない外来語がどんどん増えて、
古い日本語がどんどん死語になって行きますね。

 昔、水野晴郎さんが言っていました。
「映画って面白いなあ〜」と。
「日本語って面白いなあ」「教養って面白いなあ」
と言いたい心境です。

 それにしても、このワードの語彙は少ないですね。
マイクロソフト社のアメリカ人が作ったんですかね。

 今後ともご指導をお願いします。


[No.405] Re: 名言・名句 投稿者:   投稿日:2007/10/01(Mon) 14:14
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お勧めの本
「声に出して読みたい日本語」齋藤隆 章思社

名言・名句も収録されています


[No.408] Re: 名言・名句 投稿者:まや  投稿日:2007/10/02(Tue) 23:28
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> お勧めの本
> 「声に出して読みたい日本語」齋藤隆 章思社

この本、いいですねぇ。著者は斉藤孝さんで、出版社は草思社だったような?

 それから同じ著者の「声に出して読みたい日本語2」も出ていますね。

まや 〜所沢〜


[No.409] Re: 名言・名句 投稿者:   投稿日:2007/10/02(Tue) 23:35
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> 著者は斉藤孝さんで、出版社は草思社だったような?

ヒェッ!! 良く見てなかった その通りです(xx)

> 同じ著者の「声に出して読みたい日本語2」も出ていますね。

  1も2も持っています(^^)


[No.411] Re: 名言・名句 投稿者:えー  投稿日:2007/10/03(Wed) 00:38
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私はこの2冊 トイレの常備品です

毎朝どこかをパラパラとめくって読んでいます

                  えー


[No.412] Re: 名言・名句 投稿者:   投稿日:2007/10/03(Wed) 09:38
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 瀬理恵さん、みなさん

お早うございます。

 物言わぬは腹ふくるるなり?

 物言えば 唇寒し 秋の風

最近の心境です。
何れも、詠み人知らず、出典知らずです。
しばらく沈黙していようと思いますが
果たして我慢できるかどうか。


[No.414] Re: 名言・名句 投稿者:瀬里恵  投稿日:2007/10/03(Wed) 17:01
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 フーさん、今日は…。

>  物言わぬは腹ふくるるなり?

>  物言えば 唇寒し 秋の風

> 何れも、詠み人知らず、出典知らずです。

 物言わぬは腹ふくるるわざ……。コレは徒然草にある一節ですね。
 また 物言えば 唇寒し秋の風……。たしか松尾芭蕉の句でしたネ。

> しばらく沈黙していようと思いますが
> 果たして我慢できるかどうか。

我慢せずドシドシ発言して下さい。
沈黙していると それこそ腹が膨れますよ(笑)

王様の耳はロバの耳ぃっ〜〜〜と 大声で怒鳴りましょう!(爆笑)


      http://fine.ap.teacup.com/serie-brog/
             瀬里恵