[No.122]
Re: 老舗だらけのわが街・佐倉〜6
投稿者:
投稿日:2009/12/24(Thu) 22:02
[関連記事] |
話がチョッと専門的になってきたところもあるかも知れないが、当地佐倉とも関連があるので、書き残しておく。
製茶の始まりは前述したように、手もみで、かなりの人員を必要としたし、スピードも非常に遅かった。この機械化に先鞭をつけたのが、埼玉県は日高町に生まれた高林謙三だった。
かれはもと佐倉順天堂に学んだ蘭医であった。その彼が茶の輸出こそ国益を増す原動力と、製茶に意欲を燃やす。研究の末、ついに高林式といわれる、製茶機を完成したという。日本の茶業史には,逸すべからざる人物といえよう。