[No.114]
Re: こころ
投稿者:男爵
投稿日:2010/05/23(Sun) 17:37
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画像サイズ: 816×612 (81kB)> 夏目漱石「こころ」もお勧めです。
> 人間は究極の場面では、やはり人を裏切ってしまうものである。
さて話題が変わるのですが
昭和のくらし博物館
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/s_suzuki/book_kurashi_museum.html
さいきん
ラジオを聞いて小泉和子館長の
昭和のくらし博物館のことを知り
見学してきました。
そうしたら
小泉和子館長の妹のことを知り
感じることがありました。
その妹は美術の才能があり、展覧会に出す機会があり
友人も一緒に出したのですが、それは自信がなく
妹は自分の作品を、その友人と一緒の作品(共同作品)として出したところ
入賞したそうです。
友人はそのことで美術関係の就職できた。
そして
妹の恋人も結果的に奪ってしまったという。
気の弱いやさしい妹
姉の小泉和子たちは歯がゆかったのであろう。
この漱石のこころの先生も友人は裏切ったかもしれないが
奥さんがそういう結果を認めて、先生と結婚したことは後悔がなかったかもしれない。
この小泉和子館長の妹の件も
友達に恋人を奪われ気が弱くなって結局病気で亡くなったのだが
友人とその結婚相手(妹の元恋人)が、その結婚で満足していたかもしれない。
つまり、妹とその友人を比較した結果、その男性が妹の友人を選んでしまったのかもしれない。
ふと、そう思いました。