[No.5]
こころ
投稿者:男爵
投稿日:2010/04/01(Thu) 12:14
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夏目漱石「こころ」もお勧めです。
鴎外と同じように
明治は終わったという感慨のもとに書かれた小説。
人間は究極の場面では、やはり人を裏切ってしまうものである。
人の裏切りにあって怒っていた主人公が、気がついてみたら自分も友を裏切っていた。
先生の秘密、なにやら推理小説的な書き方なので
それが気になって読むこともありそうです。
(罪と罰も推理小説的に読む人もいそうです。まあ一種の倒叙ものですが)