若ものに読んでほしい「この一冊」 

(期間:2010.4.1 - 2010.5.31)

若い方々へ
 4月、船出のシーズンです。進学、入社―――など様々な船出があります。しかし、乗りだす海は、逆風で波も荒いと思います。なかには、乗船する船が見つからず、やむなく港で待機しておられる方もあると思います。
 そんなとき、一冊の本が勇気を与えてくれるかもしれません。

シニアのみなさまへ
 子どもの時、若い時に読んだ一冊の本が、その後の人生に大きな影響を与えた・・・そんな一冊をぜひご紹介ください。ジャンルは問いません。漫画本などでも結構です。


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  • [No.128] Re: 怪奇もの、ポーの「メエルシュトレエムに呑まれて」 投稿者:   投稿日:2010/05/31(Mon) 22:50
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      男爵 さん、みなさん、

    > > > メエルシュトレエムに 呑まれて (A Descent into the Maelstrom)
    > > > 北欧の言葉はどこかドイツ語に近いですね。

     そういえば、そうですねえ。

    > 外来語が英語に取り入れられた例ですね。
    > ほかの例では
    >  ポルターガイスト  ドッペルゲンガー
    > もそうらしいです。
    > 数学の固有値もアイゲンヴァリューといって、はてこれは英語かなと思ったのです。
    > プロパーヴァリューというよりは感じが出ていると思いますが。

     はっはっは、というべきか、いっひっひと云うべきか。男爵さんも意外と怪奇趣味?なんか、オッそろしい単語ばかり、並べられましたな。

      アイゲンはたぶんEigenでしょうな。

    > 書き込みがどんどんあって賑やかならけっこうなのですが
    > 書き込みが少ないと心配になります。

     お気持ちはよう分かります。かりにこれを読んでもなお、書こうとしないヤツがあれば、それは間違いなく悪魔だ。(^_-)-☆←シ、シツレイをばいたしました。(-_-;)


    [No.127] ありがとうございました。 投稿者:   投稿日:2010/05/31(Mon) 22:44
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    ご投稿いただいた皆様

     短い期間でしたが「泉鏡花」から「ジャングル大帝」まで
     幅広く名著、良書を紹介していただきありがとうございました。


    若い方々へ

     長い人生、きっと本とお友達になる機会はあると思います。

     本に出会いたくて、本屋さんへ行くこともあるかもしれませんね。
     (いえ、電子書籍でも結構ですが)
     そこで、ここに登場した本を発見するかもしれません。
     その時は「そうだ。その昔、この本を薦めてくれたオジイサンがなぁ」と
     思い出していただければ幸いです。

     では、お元気で頑張ってください。




     


    [No.126] Re: 怪奇もの、ポーの「メエルシュトレエムに呑まれて」 投稿者:男爵  投稿日:2010/05/31(Mon) 12:58
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    唐辛子 紋次郎さん

    > > メエルシュトレエムに 呑まれて (A Descent into the Maelstrom)
    > > 北欧の言葉はどこかドイツ語に近いですね。

    >   このメルシュトレエムですが、どこかに、これは英語にもなっているとあったので、家の奥からずっしりと重〜いランダムハウスを、うんしょうんしょと云いながら引っ張り出してきて、おもむろに広げて見たら、た、確かにありやした。

    外来語が英語に取り入れられた例ですね。
    ほかの例では
     ポルターガイスト  ドッペルゲンガー
    もそうらしいです。
    数学の固有値もアイゲンヴァリューといって、はてこれは英語かなと思ったのです。
    プロパーヴァリューというよりは感じが出ていると思いますが。

    >  この方面でしたら、心配しなくても、メロウには書き手はいくらでも居られると思いますので、トウシロがひょこひょこ出てくるまでもないでしょう。(^_-)-☆

    この企画は二ヶ月ごとに変わるので
    いろんなテーマを取り上げたいと思います。
    よさそうなテーマがありましたら、いつでも教えてください。 

    書き込みがどんどんあって賑やかならけっこうなのですが
    書き込みが少ないと心配になります。


    [No.125] Re: 怪奇もの、ポーの「メエルシュトレエムに呑まれて」 投稿者:   投稿日:2010/05/31(Mon) 10:24
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     男爵さん、いつもいつも、コメント、ありがとうございます。(^_-)-☆

    > これは読んだことがあります。
    > 鳴門の渦潮みたいなものでしょうか。
    >
    > メエルシュトレエムに 呑まれて (A Descent into the Maelstrom)
    > 北欧の言葉はどこかドイツ語に近いですね。

      このメルシュトレエムですが、どこかに、これは英語にもなっているとあったので、家の奥からずっしりと重〜いランダムハウスを、うんしょうんしょと云いながら引っ張り出してきて、おもむろに広げて見たら、た、確かにありやした。

     それによると、第一義は、ノルウェー北西岸沖の有名な大渦巻きとなっていますが、
    第二義では、ほかの大渦巻きや、大混乱などをも指すようです。用例として、(早朝の交通の)大混乱や、(彼の心は興奮で)激しく渦巻いていた、などに使われるていました。

    > さて
    > 明日から別のテーマが始まりますが
    > 書き込みもどうぞよろしくお願いします。

      何にでも得手、不得手はある紋で。男爵さん、先生なので、そこんとこはよくご存じの癖に。ったら、お人がわるい。(-_-;)メッツ!

     この方面でしたら、心配しなくても、メロウには書き手はいくらでも居られると思いますので、トウシロがひょこひょこ出てくるまでもないでしょう。(^_-)-☆

     


    [No.124] Re: 怪奇もの、ポーの「メエルシュトレエムに呑まれて」 投稿者:男爵  投稿日:2010/05/31(Mon) 06:55
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    唐辛子 紋次郎さん

    >  メエルシュトレエムってのは、じつは現実にノールウェーにある巨大な渦巻きなんだけれど、かれとその兄貴の乗った漁船がその大渦巻に飲み込まれてね、やつだけは、九死に一生を得るんだが、兄貴の方はね、気の毒になあ。海底の藻屑になってしまうんだよ。これが実に詳細に、まるでポー自身の体験ででもあるかのように語られているんだ。そういう異常な体験のため、そのおとこはね、年はそんなでもないのに、髪の毛が真っ白になっちゃってるんだ、その語り手は。

    これは読んだことがあります。
    鳴門の渦潮みたいなものでしょうか。

    メエルシュトレエムに 呑まれて (A Descent into the Maelstrom)
    北欧の言葉はどこかドイツ語に近いですね。

    さて
    明日から別のテーマが始まりますが
    書き込みもどうぞよろしくお願いします。
     


    [No.123] 怪奇もの、ポーの「メエルシュトレエムに呑まれて」 投稿者:   投稿日:2010/05/31(Mon) 00:38
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     詠   アラン・ポーといえば、ボクは若い頃、「黒猫」や「アッシャー家の崩壊」なんかを、読んだ気がするな。筋書きはあんまり覚えていないが…。 

     美  あと、「黄金虫」、「盗まれた手紙」なんていうのもあったね。

     詠  うん、でも、きょうは別のを紹介したい、と思うんだ。

     美  どんなのかな。あの、推理作家の江戸川乱歩ってペンネームも、あの人の名から取ったんだってね。やっぱ、あのアメリカの作家を尊敬していたんだろうなあ。 

     詠  紹介するまえに。こないだ、チョッとかれの伝記を読んでみたんだが、これがなかなか面白いんだよ、これが。たしかにかれは大作家、大詩人なんだろうけど、調べてみると、人様のやつを頂戴しちゃったようなのもいくつかあるらしいんだな。それから『ポー呑んだ呉れ説』というのもケッコウ有名らしいんだが、あれには紋題も多いらしいね。だれかさんの捏造だとか…。

       なんでも、評論家の佐伯彰一によれば、かれに「ジューリアス・ロドマンの日記」という小説があるんだけれど、あれはどうやらアーヴィングのマネくさいし、「ゴードン・ピムの物語」になると、モレルと云う作家の作品の一部の丸写しに近い部分もあるらしい。
        
        またねえ、写真なんかで顔みてると、ポーって相当オッカナそうな感じだが、書くほうの話になると、オッカナイお話だけでなく、ケッコウおもろい作品もあるらしいぜ。「タール博士とフェザー教授のなんたらかんたら」という作品がそれらしいけれど。
       
       ああいうコワイのを書かないでこういう方面に進んでたら、そうさなあ、一流のパロディストになっていたかもね。(^_-)-☆また、編集者としての腕前もなかなかのものだったようだ。いちど彼自身の雑誌を作らせてみたかったな、ボクは。

     美 でも、コワイのが、かれの真骨頂だと思うな、おれは。

     詠 そうだろ、そうだろ、そうこなくっちゃ。きょうの紹介も実はそれなんだよ。「メエルシュトレエムに呑まれて」ってんだけどね。

     美 なあんだ、なんかおれ、そっちの計略にひっかったような気分だな。

     詠 ふっふっふ、まあ、そんなところだ。これはひとりの漁師の話なんだが、そいつが自分の遭遇した、世にも恐ろしい難破体験を筆者に語るという形になってるんだが、その語り口の上手さはサスガだね。読んでるうちに次第次第に敵陣に引っ張り込まれ行くような感じで気がついてみると、もう後戻りが出来ないように雁字搦めになっている自分を発見して、慌てふためくって云う…。

     美 おいおい、脅かすなよ、おれ心臓わるいんだから。

     詠 メエルシュトレエムってのは、じつは現実にノールウェーにある巨大な渦巻きなんだけれど、かれとその兄貴の乗った漁船がその大渦巻に飲み込まれてね、やつだけは、九死に一生を得るんだが、兄貴の方はね、気の毒になあ。海底の藻屑になってしまうんだよ。これが実に詳細に、まるでポー自身の体験ででもあるかのように語られているんだ。そういう異常な体験のため、そのおとこはね、年はそんなでもないのに、髪の毛が真っ白になっちゃってるんだ、その語り手は。

     美   ふんふん。

     詠  まあ、全部話しちゃうとつまらなくなっちゃうんで、きょうはここまで。

     美  おまえが、それほどまで云うんならおれ、きょうあたり図書館行って借りてみるか。  


     


    [No.122] Re: こころ 投稿者:男爵  投稿日:2010/05/30(Sun) 23:06
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    希望さん、みなさん

    > 夏目漱石「こころ」は、高校の教科書にその一部が載ってましたので
    > 何回も読み、主人公の生き方・気持など 授業で討論した記憶があります。

    実は
    学生に読書感想文を書かせています。
    私の場合、力学系の講義をずっとしてきたのでありますが
    作文を課題にしてきました。

    いまの学生はとくに携帯電話世代で
    文章を書くことが苦手です。
    社会に出たら、企画書とか報告書など日本語の文章を書く必要がありますから
    大学で作文の課題を与えることは彼らのためになると考えます。

    そういうわけで作文の課題を出すと
    彼らはぶつぶつと不平を言います。
    しかし
    卒業後に感想を聞くと「あれはよかった。ぜひ後輩の学生に作文の課題を出してください」とほとんどが言います。

    このメロウ倶楽部の期間限定のテーマとは関係なく
    例によって、図書館で本を借りて、読んで、その感想文を提出しなさい
    という課題を今年も出したのです。
    (読む本は何でもよい。図書館にある本ならジャンルを問わない)

    その中の一人が漱石の「こころ」を読んで感想文を提出しました。
    彼も高校の教科書で一部を読んだから、全部を読んでみようと思って読んだのでした。
    提出された彼の感想文には二つの疑問が書かれてありました。
    ・主人公の私は、偶然海で出会った先生をとても尊敬するようになるが、それが理解できない。人を尊敬するようになるにはちゃんとした理由があるはずなのに。運命的な出会いというものなのだろうが、それにしてもずいぶん簡単な設定だと思った。
    ・中間部分で、主人公は父親が病気で死にそうになり故郷に帰るが、そこに東京にいる先生から遺書が届く。そして主人公は迷ったあげく父親をほったらかしにして東京に急行する。これはありえないことだと思う。どう考えても他人より親のほうが大切である。この後は先生の遺書が続いて、父と先生の安否は不明なのであるが、この主人公の感覚はおかしいと思う。
    しかし、この学生も「こころ」はどんどん引きつけられて面白く読んだので、さすが漱石と感心したのです。
    それは先生が主人公に断片的なキーワード的セリフ「私は淋しい」「あなたもあとでわかる」「親族といえども信用してはいけない」などを言うものだから、それがミステリー的な効果を上げ、あたかも推理小説を読むように読者は気になって読み続けることになっているわけです。

    そこで
    私はもう一度「こころ」を読み直してみました。

    先生が印象的だったのは、海辺で先生が西洋人と話をしていたからもある。先生と話をするようになって次第に主人公は先生に惹かれていく。
    鎌倉の海から帰ってしばらくして、主人公は先生に会いたくなって訪問するが二度とも会えない。
    二度目に先生の奥さんから雑司ヶ谷の墓地に墓参りに行っていると教えられ、墓地に行ったら先生が驚く。先生は人に見られたくない秘密があるらしい。
    「私は淋しい人間です」と先生は若い主人公に何度も言う。
    先生のところに何度も行って話することが重なると、主人公は大学の講義よりも先生の談話のほうが有益だと思うようになる。

    故郷の母からの手紙で、父の腎臓の病気の経過が良くないから一度帰ってこいと書かれてある。先生から金を借りて実家に帰ってみると、父の病気は慢性であった。息子の顔を見て元気をとりもどしたらしい。そこで先生に報告の手紙を出す。
    実家では、最初の歓迎のムードがみんな疲れたのか、しずかな扱いに変わっていったので、主人公は東京に帰りたくなった。もう少しいてもいいだろうという父の言葉にも予定は変更せず主人公は東京に戻る。
    主人公は六月卒業のため卒業論文にとり組み、先生の所にも行かず、八重桜の散った頃やと論文から解放される。

    卒業した主人公は故郷に帰る。父の病気は悪くなっていった。兄と妹も父の元にやってきた。父は大学を卒業した主人公が職に就かないと世間体が悪いから、先生に頼んで就職しろと言う。そこで主人公は先生に手紙を書いたが先生からは返事がなかった。
    先生から会いたいから東京にこいという電報がきたが、父の状態から行かれないので、行かれないという電報をうち、その夜に先生に手紙を書く。

    そして
    先生から数日後に手紙が届く。具合の悪くなった父親の枕元にいながら、主人公は先生の手紙が気になる。ほとんど内容を読まないで字面だけをたどった主人公が最後の所に、「これをあなたが読んだときはもう私はこの世にいない」とあって、主人公は先生の遺書だと直感する。
    母や兄に置き手紙を残し、主人公は東京行きの汽車に乗る。主人公は車中で先生の遺書をじっくり読んだ。そこでこの小説は終わっている。

    たしかに読書感想文を書いた学生のいうように、危篤の父親を母や兄にあずけて、自分は東京に行こうとするのは普通ではないような気がする。それまで父親のそばで何度も話したりした主人公にすれば、東京に行っても会えないかもしれない先生の手紙をじっくり読むためには、父のそばを一旦離れないと気持ちの切り替えができなかったのだろう。
    主人公のこれからの人生にとって、父親も大切ではあるが、父親の言葉が将来の生き方の何かヒントを与えてくれる可能性はほとんどなく、先生の手紙のほうが生きるための参考になることがありそうである。

    この小説は上中下と別れていて、先生の最後の手紙が下全体になっている。
    それは相当長い文章だから、これを手紙にすると大変な分量になるから、それは現実的ではないということに気がついた。そんな小説の原稿のような手紙を出すだろうか。まあ、これは小説なので、しかもその手紙がこの話のポイントだから、この最後の手紙がないと話はまとまらないのだが、それにしても長文であった。

    ここで、学生の感想文書かれてあった二つの疑問に対する私の考えを書いておきましょう。
    最初の見知らずの先生に惹かれていった主人公の態度は、私には理解できるのだが、この学生には理解できなかったらしい。それは個人個人の考え方の違いであろう。現代の学生の考え方が、大正や昭和の若者たちと変わってきたのだろうか。
    いまの若い人がわかるように、先生の言葉を聞いた主人公が先生に惹かれていく様子を具体的に小説に描けば、読者として納得するであろうか。
    次の疑問の、危篤の父親を置いて東京に向かうことであるが、これも個人個人で価値観が違うかもしれない。たいていは父が亡くなってから、先生のことを考えそうであるが、この主人公にすれば、父親との別れはある程度すんでいて、本当の臨終に立ち会うのは形式的なものにすぎず、先生にことが気になって思わず汽車に乗ってしまったというところなのであろう。


    [No.121] こんなんも、いいかな?-Japones Instantaneoー☆ 投稿者:   投稿日:2010/05/29(Sat) 00:26
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     もとは英語版だったらしいが、あっしの蔵書はたまたまスペイン語版だったので、こういうタイトルになった。べつに気取っているわけでも何でもない。

     この本で面白いと思ったのは、『自分』の言い方で、英語やスペイン語ではふつうIやYoの一つだが、日本語ではこれが相撲の決まり手ではないが、93通りあると書き、その総てがローマ字で載っている。日本人のあっしらでも、ふ〜ん、そんなにあったかと思わずため息が出る。ちなみに一番はAで43番はYo-No-Monとなっていた。

     また、日本人の名字の説明もあり、学習者も退屈しないように出来ている。たとえば、Ishibashiは Puente de Piedra(石でできた橋)、KinoshitaはDebajo del arbol、KojimaはIsla pequenaと云った具合だ。そのあと、女子の名ではMasako,Michie,Fumiyoといった具合に大抵うしろにo,e,yoなる接尾語がつく、などと説明しているが最近は女子の名も、様変わりしているので、これではまったく不完全だろう。

     それからton-jiやGu-saiにも触れ、これらは字義通りにはブタのような息子、愚かな妻と云う意味だが、いまや一家の家長の権威は地に落ち、豚児や愚妻の方が却ってえばっている。したがってこんな名で呼ぶご主人様はいまでは何処を探したって見つからないと書いている。

     こういう本の方が、文法にこだわった本よりホンとは面白いのではないか。同書はこのまま読めば、スペイン語の勉強にもなり、一石二鳥だ、とあっしなどは思うのだが、賢明なる諸兄姉や、如何?

     ☆ 英語のタイトルはInstant Japanese、出版社はYohan Publications,Inc.である。


    [No.120] Re: 天上の虹 投稿者:男爵  投稿日:2010/05/28(Fri) 21:44
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    > 今回は里中満智子の「天上の虹」です。
    > これは持統天皇の物語なのです。
    > ようやく2009年12月に21巻が出ました。

    > あの「古事記」を書いた太安麻呂(多安麻呂)は、なんと大津皇子の子供で
    > ひそかに育てられ、大津皇子の妹大伯皇女から父のことを教えられます。
    >  もちろん、これは学会の定説ではなく、作者の考えた説なのですが。

    > 持統天皇も多安麻呂も火葬です。日本で最初に火葬されたのは僧道昭です。道昭は唐に渡り三蔵法師の弟子となったのでした。

    この漫画の主人公である持統天皇が、わが子かわいさに、強引に皇位につけようとした草壁皇子
    そういうわけで大津皇子も捨てられたのですが(だから遺子の多安麻呂の気持ちはおだやかでなかったことが漫画で描かれています)
    結局、草壁皇子は幼い珂瑠皇子(かるのみこ)を残して死んでしまいます。

    その珂瑠皇子(文武天皇)にはなかなか子供が生まれず、やっと藤原宮子(藤原史ふひとの娘)が男子を産みます。それが首皇子(おびとのみこ)です。
    この首皇子が後に聖武天皇になるのですが、この漫画で作者が
    宮子は藤原史(藤原不比等)の娘なので、皇族ではないから、宮子が男の子を産んでも天皇になれないはずなのに、どういうわけかいろいろあって天皇になってしまったのだということを書いています。
    これを見て、なるほど聖武天皇もけっこう無理があったのだなあと思いました。
    おそらく持統天皇の厚い信頼と父の藤原史の政治力で実現したのでしょうね。

    このあと
    聖武天皇の妃となるのが、藤原史と三千代の間に生まれた安宿(あすかべ)で
    のちの光明子(こうみょうし)、光明皇后です。
    両親とも皇族でないのに皇后になることができた光明子、そのために反対したであろう長屋王は政界から抹殺されたのではないかと考えられます。

    作者が次の22巻を出すのはいつでしょうか。


    [No.119] 閉ざされた言語・日本語の世界 投稿者:   投稿日:2010/05/26(Wed) 23:05
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     みなさん、まいど。

     どうも、高級なテーマ過ぎるし、若い紋が読んでるかわかりまへんけどーー。最後やしーー。

     実用書いうことで、一つだけ上げときますわ。
     英語がしゃべれへんかったんが、これ読んで、ともかく、しゃべれるようになりましてん。

     鈴木 孝夫 著 新潮選書

                               Toshichan in Kyouto-fu
                           


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