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[No.4] 動画スキルの進歩と使いこなし 投稿者:GRUE  投稿日:2011/02/04(Fri) 09:49
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皆さん、おはようございます。

昨今のネット技術の進歩の早さは驚くべきものがあります。一頃は3年くらい変わる
という言い方がありましたが、今では少なくとも年単位。

この中での動画技術(スキル)の進歩も例外ではないようです。ハードウェア関係
で言えば、2つくらいのものがすぐに上がります。

まずは、YouTube、動画共有サイトの代表格ですが、約8年前(2003年)にメロウ
動画館を立ち上げた頃は、まだ存在しなかった。2005年に設立され、せいぜい
320x240ピクセルサイズの動画配信で画質もよくなかった。しかし、今では、
ハイビジョンサイズ(1280x720)どころかフルハイビジョンサイズ(1920x1080)
の配信すら開始している。又、簡便に編集して、エンコードなどを必要とせずにその
まま投稿すれば、後はお任せという仕組みができている。
一方、Youtubeの社会的影響力は国際政治を揺るがすほどのものになっている。尖閣列島
事件を上げるだけで十分であろう。

もう一つの例は、デジカメ動画の普及あるいは携帯動画の普及。デジカメの場合、
ハイビジョンサイズ動画機能搭載は普通になってきて、フルハイビジョンサイズを
搭載するカメラも出てきている。一昔は、動画と言えばビデオカメラを買うのが
普通であった。そして機能性の高い市販動画編集シフトを買って編集やエンコード
をやった。しかし、デジカメ時代の動画は、無料の編集ソフトを使って簡単に動画
を作る時代になった。BGMやナレーションも簡単に入れられるようになってきて
いる。無料ソフトで、編集だけでなく、エンコードまでも簡単にできるようになっ
ている。それどころか、PCに保存する、DVDに焼く、BD(ブルーレイ)に焼
く、Youtubeに投稿するのもほとんどワンクリックで済む(ただ、エンコード時間
は相応に取られるが。しかし、高性能のCPU内蔵パソコンを使えばその時間も
昔に比べれば格段の短さ。)

ソフトウェアの技術進歩を言えば、ネットでのストリーミング配信でのH.264の登壇
は大きいと思う。ネット配信での最大のネックは回線の速度に限界があることである
が、これに適応するには、圧縮技術をどう改善できるかにある。まだまだこれは進歩
が改善が進むのであろうが、H.264は典型的な例なのであろう。

ここまで進んでも、デジカメで撮った動画を作品にする、つまり使いこなすのはこれ
からの課題のようにも見える。ビデオカメラで撮った動画を高機能編集ソフトで作成
するという意識(つまり難しいという意識)がまだ残っているからかなとも思うの
だがどうなのでしょうか? そこが残念な気がしている。
あるいは私がどこか間違っているのか?