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[No.319] Re: 震災歌集 投稿者:   投稿日:2011/11/30(Wed) 10:23
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あやさん、こんにちは。

「震災歌集・長谷川櫂」、お読みになったのですね。

その長谷川櫂さんが選者でご参加の≪角川俳句賞≫に
今年は長瀬十悟さんの「ふくしま」が選ばれました。

その受賞作品から5句。

・戻らない子猫よ放射線降る夜
・激震や水仙に飛ぶ屋根瓦
・流されてもうないはずの橋朧
・鳥雲にフクシマデマタアイマセウ
・なゐ過ぎし百闢y手に小鳥の巣

など、心を揺さぶられます。

>流れいく我が家を山より見ていたとメールをくれし友をいたみぬ あや
>
>今、こうして書きながら浮んだ自作の短歌である。

「流れいく我が家を山より見ていたとメールをくれし友をいたみぬ」

あやさんは、俳人でもいらっしゃるし、その上紛れもない歌人です!

         ☆

「浜に住む願いはあれど仮設なる此処に届かぬ波の音かも  桐子」

定年後、帰郷した職場の同僚から便りをもらいました。
今は町はずれの仮設住まいだそうです。

彼女の家は浜辺にあったのですが、身一つで逃げ延びただけと
書いてありました。

彼女に代わって、久しぶりに短歌らしきものを、つくりました。

恥ずかしいです。


〜・〜・〜
 桐子
〜・〜・〜


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