マーチャン
> 「夏の思い出」が1949年、NHKで放送されました。 > まだまだ、ハイキングどころではない、終戦直後、 > あの歌を聴きながら「しゃくなげ色にたそがれる」遠い尾瀬に思いを馳せました。 > 江間章子さん作詞・中田喜直作曲 名コンビでしたね。 > いまでも、蒸し暑くて寝苦しい夜、あの歌を口ずさんでいます。
江間章子は 大正2年(1913年)に 新潟県高田市(現上越市)で生まれました。
高田は、北陸新幹線の上越妙高駅で乗り換えてすぐです。
父親は軍人でした。 高田には第13師団があったのです。
ところが彼女が幼いとき父が亡くなったので 母親の実家のある岩手の平舘村(現岩手県八幡平市平舘)に移住したのです。
この「夏の思い出」はNHKラジオ歌謡で発表されたものですが 依頼があってつくったのか、彼女の売り込みだったのか、さだかでないようです。
そのとき、知り合いに誘われて、初めて尾瀬に行ったとき ミズバショウを見て、「あっ、ベコの舌だ」と心の中で叫んだそうです。 幼い頃に、八幡平(はちまんたい)のふもとで毎年見た花だったから。
江間章子は 平成7年(1995年)に 岩手県西根町(現・八幡平市)の名誉町民第1号となりました。
蛇足 高田には第13師団があったのです。
オーストリアのレルヒ少佐が高田で 1911年(明治44年)1月12日に スキー技術を伝授したことが、日本での本格的なスキー普及の第一歩とされています。
これにちなみ、1月12日が「スキーの日」とされているのです。
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