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[No.47] 雷の話です 投稿者:男爵  投稿日:2013/05/05(Sun) 15:34
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何かの小説に書いてあったのですが
二人で歩いていると
突然、雷に襲われ
自分ではなく相手に落雷したのです。
そんなわけで生き残った人が、運命の不思議さを思うのでした。

私は雷の経験はなく、せいぜい同じ市内の変電所に落雷して
停電になったくらいですが
ある人から聞いた話では
山道で突然の大雨になって。雨宿りしようとふと見たら大木があったので
その下にいたのですが、やがて雷が落ちてきそうな雰囲気になって
もしかしたら、この木に落ちたら大変だと考えて別の木の下に移ったそうです。
そのとたん大きな音がして、まさしくその大木に落雷したのです。

木の幹は焼け焦げ、その焼けた樹皮の一部を持参してきて
みんなに見せながら、落雷の恐ろしさを話してくれました。


[No.49] 避雷針 投稿者:男爵  投稿日:2013/05/05(Sun) 16:21
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漫画 あさきゆめみし(源氏物語)
これを読んで女子大の国文科に進む女子学生が多いとか。

英訳の本もあります。

教育テレビを見ていたら苦労話がいっぱいあった。

源氏物語をコミックで表現しようという女流漫画家のセンスと努力が面白かった。
与謝野晶子、谷崎潤一郎、瀬戸内寂聴らの現代語訳に対して
コミックの作家なら、どう表現するか。

とにかく、源氏物語という古典の大作を
現代の若い女性に親しませた功績とその陰の努力に興味をもちました。

小道具、たとえば一部にだけ敷く畳とか几帳(きちょう)などの
実際の大きさを知らないと、当時の寝殿造りの中の貴族の生活の場面が
描けないわけで、それこそ博物館や図書館に通って調べたという。
あんがい、こういう資料は少ない。

京都御所に行って清涼殿の写真もとってきた。細部を観察すると
屋根の大棟にそって何か天にそびえる細い柱が数本立てられてあった。
なんだかわからないけど、そのまま漫画の中に写した。
数ヶ月後に、博物館からあれは避雷針でしたという電話があり、あわてて原画から
削除したという。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%81%95%E3%81%8D%E3%82%86%E3%82%81%E3%81%BF%E3%81%97-%E7%BE%8E%E9%BA%97%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9%E5%85%A5%E3%82%8A-%E5%85%A87%E5%B7%BB%E6%96%87%E5%BA%AB%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88-%E5%A4%A7%E5%92%8C-%E5%92%8C%E7%B4%80/dp/4069348522


平安時代には避雷針はないから
御所に落雷したことも度々あったろう。

菅原道真の死後、京都の御所では雷が落ちるたびに、
「ここは道真様の領地(のくわばら)ですので雷は落さないで下さい」と言う意味で
領地名「くわばら くわばら」と言ったという。

  雷様となった菅原道真