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[No.248] 高峰秀子と黒澤明 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/16(Mon) 07:52
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昴さん、夏子さん、みなさん

> > 今朝のラジオ「きょうは何の日」で「二十四の瞳」が封切られた日と言っていました。60年近く前になる
> > んですね。木下恵介の名作、デコちゃん演じる若き女教師大石先生と12人の分教場の生徒たち。

> 先生に引率されて団体で見に行った映画でした。時々、この団体鑑賞がありました。

> 帰宅後、子供たちで「二十四の瞳ごっこ」をして遊びました(^O^)/

> その後、テレビでも何回も見ました。これはやっぱり子供が見るより、大人が見た
> ほうがよく分かる映画でしたね。

大石先生の夫役だった天本英世はユニークな俳優でしたが
ほとんどの人は気がつかなかったでしょう。

柿の木に登って、柿を取ろうとして
枝が折れ、落ちて死んでしまった大石先生の息子。
食べ物が少なくて、空腹で、さぞ食べたかったろう。
柿の木の枝は折れやすいので注意とは、よく言われます。

> あれは松山善三監督の作品でした。さすが木下監督のお弟子さんだけあって、映画の
> 雰囲気が似ていますね。ふっと、木下監督の作品だったような気がしていました(^^;

少女時代の高峰秀子が主演の「馬」(1941年)という映画は名作ですが
盛岡ロケや他の東北地方でも撮影しました、

【監督・脚本】 山本嘉次郎
【製作主任】 黒澤 明
【出 演】 高峰秀子、藤原鶏太、竹久千恵子、
丸山定夫、沢村貞子、小杉義男 ほか

馬が好きで、身重の母馬を、そして生まれた仔馬を、懸命に世話する少女いね(高峰)。
監督の山本嘉次郎が多忙だった為、実際にはほぼ全編、黒澤明がメガホンを取った。

あるとき
高峰が乗っていた馬が観客の何かの動作に驚いたのか
突然走り出し、高峰は振り落とされそうになった。
とっさに黒澤が馬の前に出て必死になって止めた。

黒澤は撮影が終わると夜に脚本を書いていた。
そんな黒澤のそばに行って彼の仕事をてつだったりした高峰は
いつしか黒澤にひかれるようになった。

黒澤が、高峰の母親に二人の結婚を願い出ると
母親は「助監督ふぜいに娘はやれない」と断った。
これに発憤した黒澤は世界のクロサワになったと言われている。

高峰秀子の書いた本を読むと
実際は、彼女の養父母が彼女は大事な金づるだったので
相手が映画監督であっても結婚させたくなかったようである。

これは
乙羽信子の場合も同様で
育ての親にとって、女優の娘は、金のなる木であるから
娘の将来よりは自分たちの生活のほうが大事だったようである。

こんな親の元にいたら自分の将来はないと考えた高峰秀子は
パリに留学する。

やっと親から独立することができた高峰のところに
松山からのプロポーズが届く。
質素な結婚生活だったという。


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