[No.57]
Re: 砂の器
投稿者:男爵
投稿日:2013/09/05(Thu) 16:06
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BUPさん
> 映画ファンの皆様 コンニチハ
> 昔々、貨物船で神戸港に停泊していたとき、三宮の映画館で”砂の器”を見て、上映中、此の ↓ のシーンで涙が出て、大泣きしたことを想い出しました。
松本清張の原作には
いろいろなエピソードが盛り込まれて(ちびまる子流なら、てんこもり)
原作を読んだ橋本忍は、山田洋次に映画化するために
「親子の巡礼が福井からいなくなって島根まで歩いて行った」という部分に注目して
この場面を最後にもっていって、主人公が作曲した交響曲「宿命」の演奏会の進行と
ともに、日本海にそった地域の美しい四季の移ろいの中で放浪する父子の
宿命的な画面を見せて、交響曲が流れるにつれ刑事たちの追跡が進み
交響曲が終わるとき事件も解決されるという筋書きにまとめることを提案し
橋本と山田が脚本を書いたのでした。
と山田洋次の本には書いてあった。
しかし、私が原作を読んだときは
親子の巡礼がいなくなったのは福井からではなく
実家が石川県の山奥にあったのだから
石川から南下したのではないかと今も思うのですが....
私が気になった一部の配役
本浦 千代吉:加藤嘉(いつもスポットライトのあたる役を演じる名優)
亀嵩駐在所の三木巡査の息子。三木 彰吉:松山省二
三木の元同僚・安本:花沢徳衛
国立国語研究所員・桑原:信欣三
伊勢の旅館「扇屋」女中:春川ますみ
千代吉を知る縁者(義理の姉)。 山下 妙:菅井きん(ムコ殿!)
伊勢の映画館「ひかり座」支配人:渥美清(友情出演)