やまちゃんさん 今日は
> 経団連:不祥事企業に退会勧告 内部規定を変更 > 最近目に付く企業の不祥事で『企業倫理』とは、 > 戒律のなかで、不偸盗(ふちゅうとう 盗むな)と不妄語(ふもうご 嘘をつくな) > 教育勅語のなかで、徳器成就・公益世務・遵法などの背信行為を要っているのだと > 思います。
企業倫理に関連するいろいろなアプローチを教えて頂き有難う御座います。 「不偸盗」「不妄語」は、仏教の五戒やモーゼの十戒にもはっきり書いていますから、 古今東西万国共通の倫理だと思います。 イヤー、もっと古くは「ハンムラビ法典」にも?書かれていた事でしょう。
ところで、この戒律は個人が対象であって、人間社会の集団(国家・民族・群・・、 会社・組合など)にも当然当てはまると考えるのですが、そうでしょうか? 例えば会社集団なんて産業革命以来はっきりしてきたもので、お釈迦様もモーゼも、 そんな塊なんて夢にも想像していません。とすると、
個人の戒律をそのまま、人間集団の会社倫理に載せ替えても無理があるのでは、 ないでしょうか? そうやって見ると、「儒教」は宗教の中でも一風変っていて、個人と言うよりも、 「皇帝に仕えて実際に国の経綸を動かす官僚制度」に対する宗教ですから、 其の戒律には「不偸盗」「不妄語」が無く、儒教の三綱五倫更に五常では、 仁・義・礼・智・信を説いています。
最後の「信」が個々の「不偸盗」「不妄語」をまとめて集団倫理として睨みを、 利かしていると、考えます。 だから経営者には「仏教の五戒」よりも「儒教の五常」の方がぴったりで、 社長のテーブルには「論語」を常に置くことをお勧めしたいですね! 今の世の中「信頼性」「トラスト」こそが求められていると痛感します。
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