皆さん おはようさん
今朝の報道で、靖国システムの中に政府が手を突っ込むとの事ですが、 35斉はこのように考えています。
極東国際軍事裁判で「平和に対する罪」として戦犯を裁いていますが、 日本人自身で大東亜戦争の「戦争責任」に対する裁判は行っていません。 それにしても、ローマ時代の裁判記録に有るかも知れませんが、 負けた国の戦争責任者をその国の国民がどう裁くのか? どんな法律で裁くのか? 前代未聞難しい問題です。
でも、前代未聞だ有ろうと無かろうと、もう一度日本人の手で白黒を、 つけるべきだと思っています。 其れをやってこそ、戦争放棄した憲法の九条に対する決意が本物になり、 靖国問題もけりがつくと言うものでしょう。
でなければ何時までも、国を救った西郷さんや東郷元帥は祭らず、 自刃失敗の敗軍の将(東條)などを祭る「摩訶不思議な靖国神社」の、 レッテルは取れないと思います。
更に国を代表する総理や政府要人が靖国に参拝するのは、「心」の 問題として靖国問題の核心をぼかしていますが、付帯資料館「遊就館」は、 靖国神社の性格に対し目に見える形で影を落としています。
恣意的な戦争麗讃とは思えませんが、「反戦」展示とも思えません。 いっそのこと, 遊就館の横に広島原爆ドームコピーをつくり、 戦争はする側もされた側も結果はこうだと示しては如何でしょう?
国家的意識で明治に建てられた靖国である、現在政教分離で自由な、 宗教法人とは言えその生い立ちに「国家の影」が付き纏う事は、 避けられません。
されば、戦犯合祀の扱いよりも、その前に主権者である日本国民が、 戦犯と言われる者を、裁いた後、その判決に従い靖国の処置を、 考えればよいと思います。でなきゃー祀られた若い魂は浮ばれません!
35斉
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