[No.2397]
Re: 「カイマンワニ」が最優秀映画賞を受賞
投稿者:
投稿日:2006/04/25(Tue) 21:34
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どうも、35斉さんとは「始めて」ではないような気もしますが、どうかよろしく。
<紋次郎さんはイタリアの事に付いては、専門家とお見受けしました。
<イタリアは観光や商用で幾度か行きました。
<歴史や美術の事は一応必要に迫られて、学びましたが近代・現代政治は、
<トンと不勉強です。そこで教えてて頂きたいのですが、
うっへえ、あっしは専門家なんかじゃ、ありませんよ〜、ブルルルル。(-_-;)
<1:イスラムの過激派テロはアメリカ・イギリス・スペイン・トルコと、
無差別に攻撃しています。その中で彼等が憎むアメリカは単に主義主張が、
異なるだけでなく、彼等にとって最大の異教徒キリスト教の政治的本丸だと、
認識しています。されば宗教的本丸のローマを持つイタリアは何故、
最大攻撃対象にならないのか?
あっしの感じでは、ニッポン同様、標的にはなっているように思いますが、まだ成功は、していないのでは。ただ、イタリアでは、テロの容疑者が拘束されるようなことはよくあるようですが…。また、攻撃といえば、亡くなったヨハネパウロ二世教皇は生前ヴァチカン!のサン・ピエトロ広場で、トルコの一青年(アルカイダではありませんが、イスラム教徒)に狙撃され、負傷しています。
イタリアはいま迄でも、ローマ、ミラノ、フィレンツェなどが、彼らの標的になって
いるとの情報を元に、警戒を強めているので、事前拘束などで、事なきを得ているの
ではないでしょうか。
ただ、都市を狙うということはあっても、教皇庁を狙うという計画は今のところないように思います。ちなみに、前教皇が、昔の十字軍派遣についてイスラム教徒に謝罪をしたことは、新聞などですでにご存知かと思います。こうした謝罪などということは、キリスト教の長い歴史の中で、はじめてのことだったので、非常に重要な意味合いを持つものと考えられます。こうした対話姿勢も、イスラム側に、攻撃を思いとどまらせている原因の一つになっているのではないでしょうか。
<2:1000年に及ぶローマ帝国の末裔達は、現在のイタリアとローマの歴史的距離を、
どのように思っているのか?日本も大分危ないが、「大和魂」に似た「ローマン魂」、
かれらには、自身、ローマ帝国市民の末裔という認識はうすいのではないでしょうか。たぶん、古代ローマ=現代イタリア、とは思っていないでしょう。たしかに名前などにチェーザレ(英語のシーザーに当たる)などというのも多いのですが、名づけた親達の皆が皆、将来は、あのシーザーのようになってお呉れ、というので名を付けたわけでもない様です。あちらの命名にもいろいろなタイプがあり、十二使徒の名、古代の英雄の名(シーザーだけでなく、アレキサンダー=伊、アレッサンドロもあります。シーザーはイタリア人だけでなく、フランス人も使います。例、セザール・フランク。)
イタリアを旅すると、イタリア人のすべてが、ローマ人ではないことに気づきます。
たとえば、シチリアはギリシャの植民地だったので、ギリシャ人の血が入っています。また、出土品などから、エトルリア人というのも、古くからいたようです。ランゴバルト人などもおりました。ウンブリア人、ケルト人などの名も出てきます。
人種のごった煮のような伊太利亜人を羅馬人と見る事には、チョッと無理があるように思いますが…、←こういったことは、なにせ、トウシロの生齧りですので、あまりお気に為さらずに。 では、ご免なすって。スゴスゴ。