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[No.2719] 靖国の近代史 投稿者:35斉  投稿日:2006/07/26(Wed) 20:29
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皆さん今晩は

またぞろ靖国問題です。朝日新聞がイヤに勢いついています。
今度は昭和天皇がご登場ですね、何故今なのか解りませんが、
靖国に一石を投じている事には間違い有りません。

先ず靖国のデータを整理しますと、
1945年12月:GHQの命により靖国神社は一宗教法人に。
1948年12月:極東国際軍事裁判似て「平和に対する罪」として25名有罪判決
1948年12月:A級戦犯7名の絞首刑執行、16名終身刑、2名有禁固
1952年4月:サンフランシスコ講和条約で極東国際軍事裁判の判決を受諾し、
     法廷の課した刑を執行することを約束する。
1952年6月〜1953年8月:戦争犯罪受刑者の赦免決議を国会可決
1956年:関係11ヶ国同意の上、生き残りA級戦犯を釈放
1959年:靖国神者でB・C級戦犯合祀
1965年〜66年:靖国神社と、当時の厚生省とで戦争裁判関係死没者
      (A級を含む)の資料に付いて、やり取りがあった。
1970年:靖国神社崇敬者総代会でA級戦犯合祀決定するも、問題ありとして、
    宮司預かりとなる。
1976年:この年から昭和天皇の参拝中止となる
1978年:松平新宮司が「昭和殉難者」としてA級戦犯の合祀を行う
    中・韓など諸外国からの抗議は無かった。
1985年:中曽根総理が首相として参拝、以降中・韓の抗議始まる
    歴代首相も靖国参拝していたが、この時点から抗議が強くなる。
2006年7月:冨田メモ「昭和天皇の靖国参拝中止の実相」で総裁選に合わせて、
    靖国スポットライト。

この経緯に対して今問題にしているのは
1:総理大臣参拝は憲法の政教分離に違反していると、「違憲裁判問題」
2:中国・韓国から首相参拝に対する抗議で、「外交問題」
3:A級戦犯合祀の経緯とその妥当性に付いて、「一宗教法人と政府の関係」

これらの問題は沢山の解説書や、現在進行形で討議が行われていますので、
省略致しますが、なんだか今では「靖国神者一人」が悪者になっているよう
ですね?

             35歳


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