[No.3103]
Re: 建国記念の日
投稿者:35斉
投稿日:2007/02/12(Mon) 17:30
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変蝠林さん 今晩は
> 世界を見渡して国家とは戦争の出来る主体であって日本の如く戦争放棄の国は
> 国家の範疇からは外されて居るとの意識から国家観に惑いが有る結果ではと。
うーん!変蝠林翁が言われるとぴったしですが、少し下がった年代ではもっとずる賢く、
国家の主権の第一が、国連でも認められている「戦争に訴える権利」ですから、
此れを放棄すると言うのは主権の無い国家となったようなものです。
此処までは翁の言う通りです。
でも、「第一主権の無い国家」が60年も存在し、その上現在では、
世界トップクラスの経済大国として存在している事は洋の東西等しく認める所です。
国家観には戸惑いの有る国民もそれは認識していると思います。
となると、「国家の主権は神聖にして犯すべからず」から、
少し進歩して、戦争という主権には沢山の制約を課す事もできるのでは、ないでしょうか?
その制約の極限が「戦争放棄」という、世界に冠たる日本国憲法だと思うのですが?
其れを60年いやこれからも実証続けられると思っています。此れはもう立派な国家像です。
無論お隣りのような「正直に狂った国」からの攻撃には自衛の為の武力行使は、
国民の総意(国会決議)により行うのは当然ですが、
上の考え方からも「先制攻撃や報復攻撃、友達の肩代わり武力行使」などは、
避けるべきだと思います。
此処まで、確り考えておけば「戦争に訴える権利」の無い国でも、
日本――今その国家観を作ろうとしています――も「国家の範疇」から、
阻害されないと思うのですが?
だから、余計に「美しい国」なんて言っていないで、
「戦争をしない国―国際的理想を先取りして半世紀―世界に冠たる国」と、
言って良いのでは無いでしょうか?
35斉