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[No.2375] 経済3兄弟(元・油・金利) 投稿者:35斉  投稿日:2006/04/20(Thu) 11:05
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皆さん 今日は 始めまして、35斉と申します。

世の中面白いもので、関心無ければどうでも良いことが、
関心持つと恐ろしい勢いで変りつつある事態に、腰を抜かします。

例えば経済問題
1:原油価格がWTI先物で72.4ドル迄伸びました。
燃料及びプラスチック原料として、現在殆どの生活資材値上がりの、
元凶となっています。家電品・車・住居等大型買い物の購入は早めに!
でも一方、
商社やOILマネーの余禄で株など、笑いが止まらないとか。

2:中国の貿易黒字の隠れた主役「為替」は8.0128元/ドルの、
元安が続いています。これじゃー貿易黒字が(1019億ドル)、外貨準高
(8756億ドル)で世界一になる筈、
日本は夫々900億ドル・8500億ドルで第二位。
今度はコキントウさんもホワイトハウスで油絞られてるでしょうが、
ケ小平の「先富論」で捲くし立てて、煙に巻いているかも?

でも、こんな360円/ドルレベルの元/ドルが何時までも持つはず無い、
元ショックは早晩来る。大量買い込みも出来ませんが激安衣料・食料品、
如何します? 企業も輸出入形態で天国と地獄に!

3:金利0政策
長期にこんな異常事態が続くと、なんだか経済認知症に掛かり、
銀行はただで預ける事ができる貸し金庫なんだ。金利貰うなんて失礼だ、
とまで行かなくても、預金金利が0.025でも、誰も文句は言わない。
ところがこれが動き出した。

長期金利が2.0%までせり上がってきた。
これで黙っていても日銀の思惑通りのお金の流れ、今まで1億預けて、
利子はたったの2万円、1億ローンで借りると400万円、これでは、
銀行が不良債権整理を繰り上げる訳です。もう笑いが止まりません。

預ける側も馬鹿じゃない、銀行預金から債券・信託・株へと金融商品に、
預け替えで目の色変えた。
2001年度金融資産1400兆円のうち現預金54%、株式債券等14%これが、
2005年予測で48%・20%になりそうな観測もでてきた。

若い方は早めに固定金利で住宅ローンや教育ローンを組む事ですね。
一方欲の皮の突っ張った爺婆は、税率の関係で2008年まで株・信託で、
一儲けそれからゆっくり銀行・郵便局へ行っても間に合うが、
欲の皮の薄い方はそれなりにと言う所でしょうか?

何にしてもキャベツ一個が300円も困るが、真綿で首を何時の間にか、
締め付けられるグローバルな経済事情も困ったもんだ!

                    35斉


[No.2377] Re: 経済3兄弟(元・油・金利) 投稿者:なごやか  投稿日:2006/04/20(Thu) 21:50
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35斉さん ようこそいらっしゃいました。

私は、経済も、政治もよく分かりませんが、原油高でガソリンの値上がりがすごいですね! 
もっとも、私は最近はほとんど車に乗らないですからあまり影響ないといえばそうですが・・・、
そういう問題ではなく、燃料、繊維、樹脂の原料としての原油の高等はm-カーにとっては
死活問題。
油の相場で儲けてるのは誰でしょう?


なごやか


[No.2380] Re: 経済3兄弟(元・油・金利) 投稿者:35斉  投稿日:2006/04/21(Fri) 12:10
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なごやかさん 今日は

入会以来大変お世話になります。
お陰様で、N―Fからの引越しもすっかり落ち着きました。
人生の引越しも4月桜の季節で、ぴかぴかの一年生です。

> 油の相場で儲けてるのは誰でしょう?
>
これはたくさんの分析資料が各業界から出ていますので、
素人がとやかく言うべきも有りませんが、兎も角資本主義の、
生き様が見えて、余よい心地がしません。

原油高で、原油生産地での利権権益は単価に比例して大増益、
続いて取引卸商社も、為替と同じく問答無用で売上・利益ともに大儲け、

さて次に卸された先で、原油が燃料やプラスチック製品及びそれを使った工業製品や、
日用品になるまでには買い手と売り手のせめぎあいがあり、価格転嫁は薄まる。
そして消費者に来るまでにもう一度販売店の流通コスト調整を経て、
やっと原油WTI:72.4ドルを実感することになるので、時間差があります。
現にスーパーのポリ袋はただで頂いていますが、これとて有料化は目前。

然しいずれの日にか総ての石油製品は値上がり間違い無しで、消費者物価の、
上昇は72.4ドル高値安定すると、2.5%アップすると言う試算もあります。
(最近の3ヶ月消費者物価指数は昨年比0.2〜05%原油高のためアップしている)
消費税を5%から7.5%に上げると言うたら大騒動!それに匹敵する物価インパクト!
如何してくれると、いいたいですね。

でもいい事?もあります。
石油原価が上がると、燃費の安い車は大変有利になります。
特に燃料消費効率のよい、さらに排ガス等環境に優しい日本の工業製品は、
差別化できて、売上が伸びています。

然し神様は、勝ち組みだけについていません、いずれ先進国の原油インフレが、
原産地のアラブの王族やイスラムの石油派(ワッハープ派)にもUターンして、
襲い掛かり、原油高の儲けを吸い取ってしまうような市場循環になっていますから、
10年スパンで考えると、誰も72.4ドルの原油で損も儲けもしないのでは?

恐らくこれは埋蔵量45年〜100年といわれるエネルギィ―・リミットに対する、
神の啓示だと思っています。

35斉


[No.2387] Re: 経済3兄弟(元・油・金利) 投稿者:やまちゃん  投稿日:2006/04/23(Sun) 18:14
[関連記事URL:http://yama1481.hp.infoseek.co.jp/

> 3:金利0政策
> 長期にこんな異常事態が続くと、なんだか経済認知症に掛かり、
> 銀行はただで預ける事ができる貸し金庫なんだ。金利貰うなんて失礼だ、
> とまで行かなくても、預金金利が0.025でも、誰も文句は言わない。
> ところがこれが動き出した。
>
> 長期金利が2.0%までせり上がってきた。
> これで黙っていても日銀の思惑通りのお金の流れ、今まで1億預けて、
> 利子はたったの2万円、1億ローンで借りると400万円、これでは、
> 銀行が不良債権整理を繰り上げる訳です。もう笑いが止まりません。
>
> 預ける側も馬鹿じゃない、銀行預金から債券・信託・株へと金融商品に、
> 預け替えで目の色変えた。
> 2001年度金融資産1400兆円のうち現預金54%、株式債券等14%これが、
> 2005年予測で48%・20%になりそうな観測もでてきた。

>                     35斉

35斉さん 時差遅れの書き込みですが、私の考えを思い出した事を追加して書き込みます。

ゼロ金利と国民金融資産1400兆円について、

前者のゼロ金利では誰が得し誰が損するかとの利害関係で、一般的に(金融)業界と消費者との関係で、官民の財政赤字と不良債権処理と庶民の長期ローンの計画的処理にはお得ですが、反対に民間の生保業界と役所が管理する公的年金の運営先がゼロ金利では受益者の現役引退者に対して投資運営に困難を味わっています(作用反作用の法則/裏表の関係)。

後者の国民資産1400兆円について、昔小泉内閣のメールマガジンに今では国・地方合わせて1000兆円にも達成する勢いの借金は、預貯金・株式債権等の国民資産を、大昔実例であった「徳政令」の実行によって帳消しすれば、老若男女たちの将来への生活不安と高齢者達は戦後の廃墟から立ち上がった実績から、何時の日か大増税の恐怖をしなくても済むはずと私の考えを投稿した事があります。