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[No.2525] Re: 漂流する日本教育→『公』の名が付く諸団体の民との比較 投稿者:やまちゃん  投稿日:2006/05/31(Wed) 09:36
[関連記事URL:http://yama1481.hp.infoseek.co.jp/

> > 国が無ければどうなるか。自分の安全、基本的人権(公共のため制限を受けるのは当然)
> も守られないでしょう。
>
> 率直でない人にとっては(公共のため制限を受けるのは当然)に引っかかります。
> この公共と言うのが曲者で、日本では公共という概念が人それぞれです。
> 「公共と人権」どちらが優先するか?憲法三条(国民の権利及び義務)の中で、
> 13条「公共の福祉に反しない限り、国民の人権は最大に尊重される」と有ります。
> 一体「公共の福祉」って何でしょう?憲法には何処にも書いてありません!

> では、公共を国家と峻別しておけば良いのですがいまの政府では、
> 法律の適用を憲法解で、如何様にも変えてきた前科が有ります。
> (例えば自衛隊は海外派兵できないのに、武器は持っては行くが戦闘に行くのではないと、
> イラク特措法を作り派兵でなく派遣する・・・・)
> どんなに立派な憲法・法律を作っても、此れでは何をしでかすか分ったものでは有りません。
>
> そんなことで、「公共のため制限を受けるのは当然」は、未だ完全に市民権を得ていません。


千葉の小猿さん 35斉さん ご無沙汰しております

私の知る範囲で『公』の名が付く今昔の諸団体比較

1.三公社五現業が民営化する前には
日本国有鉄道・日本電電公社・日本専売公社並びに郵貯など郵政は、公共企業体の運営団体と
言われ遍く採算を度外した公共性の福祉の名のもとに、過疎地域でもローカル線の鉄道・郵便
局等を設置する義務があった事。

2.国政と地方自治の関係で
霞ヶ関の官庁街に集約されて運営される国政に対する、各地方行政の都道府県という自治団体
は地方公共団体と言われている事。

3.学校関係
6334制度の小中高大学校には国立・公立・私立の三種類があり、私立以外は営利を否定した公
益性・公共性の強い運営で、授業料は一般的に国立・公立は安く、私立は高いとの格差で運営
されている。

4.報道・娯楽等の情報を流す放送局
NHKは俗に国営放送の運営ではなく、国民に対して放送番組は政治的・経済的利害関係に対して
不偏不党の精神で国民から遍く視聴料を徴収して運営するのが公共放送、それに対する強弱の
格差へ利害関係が生まれ易い広告料を得て運営の経済的に偏る傾向の強い民間放送会社。

5.職業紹介
厚生労働省管轄の公共職業安定所は無料で紹介するが、経済産業省管轄の民営の職業紹介は原
則間接的に仲介量を取って有料で紹介。

番外.治安防衛関係
国家の自衛隊と警察に対する民間の警備会社から対比する関係があり、海外では正式名は忘れ
ましたが民間にも軍事会社があるとの実例があります。

以上、色々と国営とは違った公の名のつく公共事業と私企業である営利事業との対比を、この
機会に取り上げてみました。


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