画像サイズ: 420×281 (76kB) | ヴェネツィアは近日中に海中に没するかも知れないということで一時世界中の関心が集まり、ユネスコまでが、拠金事業を始めたことがあった。あっしも当時乏しい小遣いの中から金三千円なりを寄付したものである。
しかし、現在でも相変わらずそこに存在している。この分ではあっしより長生きすることは間違いないと思う。
今さっきネットサーフィンをしていたら、このことに関心を持つ人がほかにもいて、質問をしていた。その回答によると、昨今の異常気象による海面上昇より、ヴェネツィアの場合は、地盤沈下の方が紋題だとしていた。なるほど、軟弱な地盤の上にずっしりした重量感のある建物を数多く載せている。
今まで、あまり気にせずあの石畳を歩いていたが、急に心配になって来た。まさか、雪解け時の氷の上ではないが、歩いている内に地面が割れて海底に吸い込まれたりはしないであろうが。
たまたま手元の古切手を弄んでいたら、これがヴェネツィアの切手で、しかも、
この切手は、1973年の発行なので、その後もう、40年以上も生き延びていることになる。(^^♪なお、切手の印刷面は、サン・マルコ広場が水面下に沈んだ様子を表し、右上には「ヴェネツィアを救おう」の文字が。 |