[No.7449]
Re: 閑中忙ありー高橋真琴と喫茶店でのコンサートー
投稿者:紋句祐之介
投稿日:2015/12/25(Fri) 00:00
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私も、紋次郎さんと同じ町に住んでいます。高橋真琴さんというのは、もう八十を超えた方なんですね。わたしは七十代に入ったばかりでかなりの先輩のようです。実は先日、市役所へ用事で行ったとき、教育委員会で出している「風媒花」かという雑誌を見つけたのです。
その11号に、高橋さんのエッセーが載っていました。週刊誌よりちょっと大きめの雑誌に、お得意の少女漫画が沢山出てきてなかなか見ごたえがありました。 本文はたった4ページほどですが、素晴らしいものです。文の末尾に、職業はイラストレーターとしてありました。
本人は漫画家と呼ばれることは不本意なんでしょうね。展覧会は昨日で終わったらしいですが、わたしも、観に行きました。かりに、作品の売れた1953年にデビューしたとして、画業が50年以上になるわけですから、会場の出品点数の多いのにも頷けます。会場に置かれた出展目録の字が虫眼鏡がないと分からないくらい細かい字で書いてあったのも納得です。
この方は関西人ですが、当地へ移転されてからでも50年以上にもなるようです。
この記事で驚いたのは、子供の頃からあこがれていた「少年王者」や「少年ケニヤ」で有名な、山川惣治さんが、偶然にも当地へ引っ越され、親交を深められただけでなく二人展まで開催したそうです。これは、一生の思い出だと書いておられました。
紋次郎さんが書いていたように、中学時代、中原淳一をはじめ、竹久夢二、高畠華宵、蕗谷虹児などには、相当強い影響を受けたそうですね。