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[No.7862] 黄門ラーメン 投稿者:男爵  投稿日:2017/04/22(Sat) 05:19
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黄門ラーメン
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> > 東大農学部はかつて水戸屋敷だった。
>
> > ここで儒学者朱舜水から光圀はシナソバ(ラーメン)をご馳走になった。

黄門ラーメン

水戸黄門が食べた中国の麺。これぞ日本人が初めて食べたラーメン。

中国に憧れ儒学を学びたかった黄門様。
高名な儒学者の朱舜水(しゅしゅんすい、1659に帰化)を苦労して交渉して1年かかって
長崎から江戸に迎えることができた。


黄門様は東京小石川後楽園の造築にあたっても、
朱舜水の意見にしたがい中国趣味を付け加え、中央に池、四方に築山を配して
各地の名所にちなむ堂社や亭(ちん)を建てた。


黄門様から手打ちうどんをご馳走になった朱舜水は喜んだ。
そして黄門様が麺好きなことも知った。
それならというわけで、おかえしに中国の麺を作ってご馳走した。

スープは豚の腿肉(ももにく)を塩漬けにした中国式ハムの火腿でとった。
麺は小麦粉につなぎとして藕粉(レンコンからとった料理用の澱粉)を使った。

さらに薬味は「川椒(チュアンヂャオ)」「青蒜絲(チンスァンスウ)」
「黄芽韮(ファンヤアヂウ)」「白芥子(バイヂェヅ)」「芫妥(妥は草冠)(イェンスイ)」
の5種類であった。
「川椒」は山椒のことだが、四川省の山椒という意味である。
「青蒜」は葉ニンニクのこと。「黄芽韮」は黄色いニラの若芽のこと。
「白芥子」は白カラシのこと。「芫妥(妥は草冠)」は香菜のことであった。

この黄門様の食べたというラーメンは新横浜のラーメン博物館に展示されている。


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