私が読んだ本 
(期間:2011.11.1 - 2011.12.31)

 子どもの時から今に至るまで、たくさんの本を読んできました。
 そこで、みなさんが読まれた本を紹介してください。
 元気の出る本でもいいし、楽しい本でもいいし
 役に立つ本でもいいです。
 電子図書のことでもいいです。


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  • [No.402] Re: トキワ荘最後の住人の記録 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/03(Sat) 21:31
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    > 山内ジョージ:トキワ荘最後の住人の記録

    編集者K氏は酒が入ると変身する。
    石ノ森章太郎が原稿が遅れて
    K氏は怒った。
    その怖さをアシスタントの立場から全身に受けて
    この著者は書いている(隣の部屋にいるはずの石ノ森はいなくなってしまった。どこかに逃げ去ったのか)。

    しかし
    この本より10年前に出た本で
    赤塚不二夫は
    K氏のことを実名で書いている。
     秋田書店にいた壁チャン、本名は壁村
     あいつは忘れられないよね。
     とにかく時代劇の素浪人みたいな顔で(高松英郎みたい)
     見るからにコワイ。
     シラフの時はおとなしいって噂だったけどさ。
     いつも酒飲んでて、おっかなかった。
     「少年チャンピオン」で手塚先生の担当だったころ
     手塚先生はいつもやれる範囲以上の仕事を引き受けて
     締切に間に合わないことが多かった。
     一度締切にだいぶ遅れたとき、酔っていた壁チャンが現れて
     その原稿を受け取るなり、もう間に合わねんだよって言って
     真っ二つに破いちゃったんだって。
    http://www.mellow-club.org/cgibin/free_bbs/11-semi5/wforum.cgi?no=388&reno=no&oya=388&mode=msgview


    [No.401] Re: 新作落語 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/03(Sat) 21:11
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    さんらく亭さん、 季寿さん

    祝400番

    > > 関西のでは、桂枝雀さんは顔を見てるだけで面白かったです
    > > 英語落語をしていましたね
    >
    > 枝雀は「小米」時代から知ってましたが桁違いにスケールの大きい芸風
    > でした。それだけにああいう最期になったんでしょう。惜しい(;_;)

    さんらく亭さんがいろいろ
    実際に見ているのは強いですね。

    こうしてみると
    江戸の文化はやはり上方が先をいっていて
    上方を追って育っていったようです。


    [No.400] Re: 新作落語 投稿者:   投稿日:2011/12/03(Sat) 21:03
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    季寿さん 男爵さん 

    > 関西のでは、桂枝雀さんは顔を見てるだけで面白かったです
    > 英語落語をしていましたね

    枝雀は「小米」時代から知ってましたが桁違いにスケールの大きい芸風
    でした。それだけにああいう最期になったんでしょう。惜しい(;_;)

    新作落語といえば、桂三枝は創作落語で250(?)も創作しています。
    面白いには違いないが、なんか違和感を感じます。
    面白ければいいんじゃなく古いあの時代の庶民の空気こそがイノチと
    思うんですねぇ  古いなぁ(;_;)

              さんらく亭@甲子園


    [No.399] Re: 新作落語 投稿者:季寿(きよし)  投稿日:2011/12/03(Sat) 20:25
    [関連記事URL:http://blogs.yahoo.co.jp/tmgw19

    男爵さん さんらく亭さん

    歌奴さんや林家三平さん、柳亭痴楽さんの落語は、ラジオでよく聞きました
    歌奴さんや三平さんはテレビでも時々見ましたね

    関西のでは、桂枝雀さんは顔を見てるだけで面白かったです
    英語落語をしていましたね

     季寿(きよし)


    [No.398] Re: 「浮世絵入門 恋する春画」 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/03(Sat) 20:15
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    季寿(きよし) さん

    > 我が国では、未だに「春画」というとタブー化されがちですが、これは明治以降西洋から持ち込まれた、キリスト教道徳観に裏打ちされた見方で、江戸時代までの日本人にとって、「性」は恥ずべきものでも隠すべきものでもなかったそうです

    そうでしたか。

    あの宮澤賢治も春画を持っていたそうです。
    人に見せて、相手が驚いたり恥ずかしがったりするのを
    楽しんでいたとか。

    賢治の同級生から聞きました。


    [No.397] 「浮世絵入門 恋する春画」 投稿者:季寿(きよし)  投稿日:2011/12/03(Sat) 20:05
    [関連記事URL:http://blogs.yahoo.co.jp/tmgw19

    「浮世絵入門 恋する春画」

    我が国では、未だに「春画」というとタブー化されがちですが、これは明治以降西洋から持ち込まれた、キリスト教道徳観に裏打ちされた見方で、江戸時代までの日本人にとって、「性」は恥ずべきものでも隠すべきものでもなかったそうです

    この本では、春画の世界を橋本麻里が女性ならでは視点から、ユーモアをまじえて撰修されています

    興味のある本でした

    橋本麻里さんは、3日のMHKラジオに出演されていましたが、父親は、小説家・高橋源一郎さんだそうです

     季寿(きよし)


    [No.396] 蝶々殺人事件 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/03(Sat) 19:39
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    > この推理小説に刺激され
    > 何人かの日本人が同様の推理小説を書いている。

    横溝正史は「蝶々殺人事件」を書いた。
    クロフツの「樽」を意識した内容で
    「樽」ならぬ「コントラバス」内の死体遺棄であった。

    知り合いの音楽家から
    ピアノの中に死体を隠す探偵小説は
    楽器の知識のない作家が書いたものだと言われ
    もし隠すとすれば、コントラバスなら可能だと教えられ
    横溝正史はこの小説を書いたという。

    やはりコントラバスの移動には手が込んでいて
    疲れる読み物になっている。


    [No.395] 蛇足 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/03(Sat) 19:27
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    あれっ  文字が化けていた。

    > 「破壞し尽くされた顔の持ち主」、「柳亭痴楽はいい男」のフレーズは
    > よ〜く覚えています。

    > よ〜く覚えています。
    としたかったのに。


    [No.394] Re: 新作落語 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/03(Sat) 19:04
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    > > 同じく歌奴の「お客さん、新大久保」というのは
    > > 彼が、山手線新大久保駅で駅員を務めたから。
    >
    > 3代目ですね。新宿末広亭でよく見ました。まだ若かった
    > のちに立派になって何代目かの円楽になって出家して噺家と坊主の二足の
    > ワラジを履いて、、、いい人生を送った人でした

    > 三平さんがまだ新米のころ末広亭でよく見ましたが客席はガラガラでした(;_;)
    > アコーディオンの伴奏する人のほうが受けていましたね(゜゜)(。。)
    >
    > 立川談志に大きい影響を与えたのが三平さんと歌笑(3代目)と言われますが、
    > 三平は兎も角、歌笑はサモアリナンと思います
    > 特異な風貌に笑いの水爆と言われた「歌笑純情詩集」は忘れられません
    > 銀座のド真ん中で進駐軍のジープにはねられて死んだのも忘れられません

    さんらく亭さんは寄席で
    実物の噺家の芸を見たり聞いたりしたのですね。

     1950年、歌笑が不慮の事故死。
    当時の歌笑のマネージャーは、めいっぱいスケジュールを入れていた。
    キャンセルするのはしのびないと、マネージャーは代演として痴楽を抜擢した。
     痴楽は、歌笑の十八番「純情詩集」に極めてよく似たネタをかけることとした。
    それが「七・五調」で演じる新作落語「痴楽綴方狂室」。
    「破壞し尽くされた顔の持ち主」、「柳亭痴楽はいい男」のフレーズは
    よ〜く覚えています。


    [No.393] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/03(Sat) 18:52
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    マーチャン、 唐辛子 紋次郎 さん、みなさん

    >  私は「金明竹」が好きです。
    >
    >  道具屋の使いが
    >  ーーー取り次ぎました道具七品のうち、祐乗(ゆうじょう)光乗(こうじょう)宗乗(そうじょう)三作の三所物(みところもん)。
    >
    >  などとペラペラ関西弁でしゃべりまくる。
    >  何度いってもらっても分からんものは分からんです。

    この落語聞いたことがあって
    ユウジョ、コウジョ、ソウジョと耳に残っていました。

    ・・・・黄檗山金明竹(おうばくさんきんめいちく)ずんどの花活(はないけ)、古池や蛙とびこむ水の音と申します・・・、沢庵木庵隠元禅師(たくあん・もくあん・いんげんぜんじ)張りまぜの小屏風(こびょうぶ)、・・・・

     早口の関西弁で、まくし立てるので、与太郎にはさっぱりわからない。
    おかみさんに店に来て貰い、二人で聞いたが解らない。

    帰ってきた旦那に、おかみさんも与太郎がうつったような言い方になり、思い出しながら言うには、
    「・・・。それで、遊女を買ったんです。それが孝女で、掃除が好きで・・・それで寸胴切りにしちゃった。タクアンにインゲンマメばかり食べてて、・・・。

    この落語はお客として聞く方でも、かなり知識がないと聞き取れない。
    知的にハイクラスでないと笑えないようです。


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