私が読んだ本 
(期間:2011.11.1 - 2011.12.31)

 子どもの時から今に至るまで、たくさんの本を読んできました。
 そこで、みなさんが読まれた本を紹介してください。
 元気の出る本でもいいし、楽しい本でもいいし
 役に立つ本でもいいです。
 電子図書のことでもいいです。


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  • [No.70] Re: チョコレートの歴史 投稿者:   投稿日:2011/11/08(Tue) 23:56
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    画像サイズ: 360×510 (51kB)
     男爵さん、みなさん、こんばんは。 

    > チョコレートの歴史
    >
    > 樋口幸子訳  河出書房新社
    >
    > チョコレートとカカオ(チョコレートの原料)の歴史を書こうとした
    > ソフィー
    >
    > しかし、彼女は仕事半ばで死んでしまったから
    > 夫マイケル・コウが彼女の後をついで書く。
    >
    > はじめチョコレートは食べ物ではなく、飲み物だった。
    > カカオ豆からチョコレートが作られる。
    > イギリス英語では、カカオ、チョコレート、ココアはおなじものをさす。
    > アメリカ英語では、ココアとはオランダ人クンラート・ファン・ハウテンの発明した脱脂粉末のこと(たぶん日本のココアも)。
    >
    > そういうわけでチョコレートは元気の出る食べ物らしい。
    > チョコレートとココアが同じだったとは
    > この本を読んで知った。

     西和でchocolateをみると、チョコレート、チョコレート飲料。となっていてchocolate a la tazaと云う言葉が載っています。これはチョコレート飲料。chocolate francesフランス風チョコレートは、ココアのことだそうです。他に、jicara de chocolateはココア[チョコレート]用のカップとあります。ということは、ココアもチョコレートも同じこと。つまり、かれらはアステカ族の、カカオ豆の汁を飲む風習を真似、それに砂糖を足して飲んでいた、そのためこういうココアとチョコレートの同一視がおこったのでしょうね。

     中丸さんの本では、最初のコーヒーハウス(イスタンブール)ができたとき、スペイン貴族はチョコラーテ、つまり、今でいうココアを飲んでいたとあります。

     フランスへはルイ14世に嫁いだスペイン出身のマリアテレサが伝えた、と。

     森永製菓編の「チョコレート百科」では、表紙をめくった途端に、チョコレート愛飲者マリアテレサの大写し写真(森永製菓蔵)が出迎えてくれます。

     アステカの王、モンテスマはチョコレートマニアで、黄金のゴブレットで日に50杯も飲んだと云われているそうです。

     この本には、ヴァンホーテンのことも、もちろん載っていますが、チョコレートのかき回し棒をもった先住メキシコ人、アステカの子孫の絵が載っていて、興味深いです。

     この本もだいぶ古いですが、巻末の『世界のチョコレート会社』をみると、ドイツに意外と多いのにびっくりしました。

     終戦後、アメリカからハーシーのチョコレートと一緒に、ヴァンホーテンのココアがどっと輸入されたのを、昨日のことのように思い出します。


    [No.69] Re: 河崎一郎「素顔の日本」-Japan Unmaskedー 投稿者:   投稿日:2011/11/08(Tue) 22:01
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      とんぼさん、みなさん、こんばんは。

    > 懐かしいな〜この本。
    > 本屋に出たら即、買って、フムフムと頷いて読みました。
    >
    > 引っ越しで処分したのを悔んでます。
    > 惜しかったな〜。

     これからは、もう再版されることはないでしょうね。するていと、日本国で、この本を持っている人はあっしの他にはまず、いないのでは。(*^_^*)うっしっしっし。

     ネット上のどこかで誰かが書いていたけど、そんなに物議をかもした本なら、自分も読んでみたいと思ったけれど、どこにも売ってないので諦めました、とありました
     


    [No.68] Re: 河崎一郎「素顔の日本」-Japan Unmaskedー 投稿者:   投稿日:2011/11/08(Tue) 20:55
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    紋次郎さん、

    懐かしいな〜この本。
    本屋に出たら即、買って、フムフムと頷いて読みました。

    引っ越しで処分したのを悔んでます。
    惜しかったな〜。


    [No.67] チョコレートの歴史 投稿者:男爵  投稿日:2011/11/08(Tue) 19:27
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    チョコレートの歴史

    樋口幸子訳  河出書房新社

    チョコレートとカカオ(チョコレートの原料)の歴史を書こうとした
    ソフィー

    しかし、彼女は仕事半ばで死んでしまったから
    夫マイケル・コウが彼女の後をついで書く。

    はじめチョコレートは食べ物ではなく、飲み物だった。
    カカオ豆からチョコレートが作られる。
    イギリス英語では、カカオ、チョコレート、ココアはおなじものをさす。
    アメリカ英語では、ココアとはオランダ人クンラート・ファン・ハウテンの発明した脱脂粉末のこと(たぶん日本のココアも)。

    そういうわけでチョコレートは元気の出る食べ物らしい。
    チョコレートとココアが同じだったとは
    この本を読んで知った。

    この本はけっこうあちこちの図書館にある。
    読んでためになった本


    [No.66] 模倣と創造/翻訳はあとのものほど悪くなる 投稿者:男爵  投稿日:2011/11/08(Tue) 18:58
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    板倉聖宣:〔増補版〕模倣と創造 科学・教育における研究の作法、仮説社゛ない

    この本については「メロウ談話室」で紹介しました。

    模倣をするのはしかたがない。
    出典を明らかにすれば模倣はゆるされる。
    引用してもよいから、自分の独創性を明らかにすればよい。
    など著者は述べてあります。

    ここでは
    ファーブル昆虫記の日本語翻訳を例に
    「翻訳はあとになるほど悪くなる」と述べています。
    前訳があればそれを参考にするから
    あとから訳せばよくなるはずだが
    真似をしたと思われたくないから自分の独創性を出そうとして
    わざと違う文章を書く傾向があります。
     あきらかに前訳者の訳を参考にしているのにどこにも明記していないが、その前訳の一部が誤訳だったりしていて誤訳部分をそのまま受けついでいたりすれば、この訳者は原文にあたってないのではないかと厳しい指摘もしています。

    それから
    前訳者についての説明はたいていはぶいているし
    時には誤解している場合があると
    この著者は指摘しています。

    さて
    ファーブル昆虫記ですが
    日本で最初に翻訳したのは大杉栄なのですが
    彼が政治犯だったことに出版社や翻訳者が遠慮してか
    彼のあとの翻訳者たちは、あまりそのことにふれられていないようです。

    そもそも
    この本は賀川豊彦が注目して、大杉栄がそれを翻訳したのですが
    当時の社会主義者たちが科学啓蒙運動をしていて
    大杉栄はその流れの中で昆虫記を啓蒙書として訳したのでした。


    [No.64] Re: ときにアルセーヌ・ルパンはどうでがしょう 投稿者:YKOMA  投稿日:2011/11/08(Tue) 14:58
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    男爵さん

    > 推理小説は英米仏のものが多い。
    > なぜか
    > ドイツの推理小説は少ないです。

    ドイツ人は日常でも理屈っぽいから、あえて趣味の世界で
    因果関係に頭を悩ます必要はないのでしょう。


    [No.63] Re: ときにアルセーヌ・ルパンはどうでがしょう 投稿者:男爵  投稿日:2011/11/08(Tue) 11:20
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    紋次郎さん YKOMAさん
    >
    > > > ガストン・ルルーといえば
    > > > 古典的名作「黄色い部屋の謎」ですね。密室もの。
    >
    > ガストン・ルルーが出てきましたか。
    > 推理小説の元祖といわれていますが、構成はいまいちですね。
    > まあ、着想がよかったんでしょうか。
    >
    > しかしフランスの作家って一昔前は花盛りでしたね。のちには英米の天下になったけど。

    推理小説は英米仏のものが多い。
    なぜか
    ドイツの推理小説は少ないです。


    [No.62] 幸徳秋水 投稿者:   投稿日:2011/11/08(Tue) 10:33
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    最近、知人から、「幸徳秋水」現代語訳が回ってきて、一読しました。

    驚いたことに、明治末期の世相が、現代の世相にそっくりなのです。
    以下、明治34年発行の「帝国主義」からの引用です。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    今日の経済問題

    そして、思え。欧米における貧富の懸隔がますます拡大して、富と資本がますます
    一部少数の手に蓄積され、多数人民の購買力が衰微をきわめるようになったのは、
    ほかでもなく、現在の自由競争制度の結果として、彼ら資本家・工業家が、その資本
    に対する法外の利益を独占しているためではないか。
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    「彼ら資本家・工業家が」を「彼ら金融資本家が」と書き換えれば、いま書かれた
    としてもおかしくないですね。


    [No.61] Re: ときにアルセーヌ・ルパンはどうでがしょう 投稿者:YKOMA  投稿日:2011/11/08(Tue) 09:39
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    紋次郎さん 男爵さん

    > > ガストン・ルルーといえば
    > > 古典的名作「黄色い部屋の謎」ですね。密室もの。

    ガストン・ルルーが出てきましたか。
    推理小説の元祖といわれていますが、構成はいまいちですね。
    まあ、着想がよかったんでしょうか。

    しかしフランスの作家って一昔前は花盛りでしたね。のちには英米の天下になったけど。

    銀幕のスターも同じか。フランスの名優シャルル・ボワイエも大西洋を渡ってハリウッドに身売りしたとたん、チャールズ・ボイヤーになっちゃった。


    [No.60] Re: 今読んでる本 投稿者:男爵  投稿日:2011/11/08(Tue) 05:58
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    オアシスさん、みなさん

    > もっぱら図書館で借りてですが、半年以上間って 上・下の下が借りれ
    > ました。勿論 上を先に読もうと頼んでおいたんですが、、、

    人気の本は他の人が借りて
    なかなか読めないことがあります。

    「坂の上の雲」も途中が借りられていて
    そこだけぬかして次を読んで
    最後に残した巻を読んだこともあります。


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