私が読んだ本 
(期間:2011.11.1 - 2011.12.31)

 子どもの時から今に至るまで、たくさんの本を読んできました。
 そこで、みなさんが読まれた本を紹介してください。
 元気の出る本でもいいし、楽しい本でもいいし
 役に立つ本でもいいです。
 電子図書のことでもいいです。


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  • [No.770] Re: うっかり吹聴できぬ国家的な秘密とは 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/26(Mon) 17:24
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    唐辛子 紋次郎さん  ここが今回大賑わいになったのは 紋次郎さんの功績が大きいです。

    >  夏井いつきさんの「絶滅寸前季語辞典」は大変な本だ。

    >  『菊枕』と云うのが出ている。菊を干して中へ詰めた枕だそうである。それがどーした、と早速詰め寄られそうだが、これを常用するときは、始皇帝もついに如何ともできなかった不老長寿(のくすり)も、なんなく手に入るという。

    菊はなんとなく高貴な雰囲気がありますが
    北海道に行ったとき、「ラベンダーまくら」というものを
    お土産屋に売っていたのを思い出しました。

    >  さきほどのは秋の部だが、夏の部にも、紋題の季語があった。
    >
    >  陶枕(トーチン)という。陶器の枕でべつにめずらしいことはないが、そういう当たり前の枕が季語に昇格することに、著者は腹が立ってしょうがない。

    陶枕や竹枕は夏は涼しそうですが、冬はどんな枕がいいのかなと思いました。
    綿枕とか羽根枕でしょうか、まさか。

    季語は時代によって変わるものなのでしょうね。
    太陰暦の季語は太陽暦ではあわないこともありそう。

    >   夏井いつき著「絶滅寸前季語辞典」


    [No.769] Re: 池波正太郎「ドンレミーの雨」 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/26(Mon) 17:05
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    唐辛子 紋次郎さん、さんらく亭さん、みなさん、

    >  このときは、正太郎はギャバンの生家にも足を運んでいますね、モンマルトルの丘の下だそうで。それから、その前のページにあるモンマルトルの階段の絵もいいですね。
    >
    >  あっしも、サクレクールの教会堂は行ったんだけど、ギャバンの家なんか知らなかったなあ。(*^_^*)

    私も行っても、ギャバンの家なんか思いつきません。
    地下室のメロディ
      ジャン・ギャバンより アラン・ ドロンに目がいっていたし。


    [No.768] うっかり吹聴できぬ国家的な秘密とは 投稿者:   投稿日:2011/12/26(Mon) 14:49
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     夏井いつきさんの「絶滅寸前季語辞典」は大変な本だ。ここに書名を明かしただけで、あっしなど、国家反逆罪でふん捕まるかも知れない。

     『壁に耳あり障子に目あり』とはよく云った紋だ。

     とはいうものの、こう書きだしてしまっては、引っ込みもつかぬ。

     しかし、読者のみなさん、この本を読んでも構わぬが、225ページから26ページだけは、どうか遠慮をしてもらいたい。

     『菊枕』と云うのが出ている。菊を干して中へ詰めた枕だそうである。それがどーした、と早速詰め寄られそうだが、これを常用するときは、始皇帝もついに如何ともできなかった不老長寿(のくすり)も、なんなく手に入るという。

     しかし、著者によると、もしこの事実を世間に公開すれば、これを知った農家がたちまち米や野菜をおっぽり出して、菊つくりに狂奔するようになる。これが既定の事実である、食糧不足に更に拍車をかけるのだそうである。著者の周章狼狽ぶりは、つぎのくだりを読めばいっそうよくわかる。著者は終わりの所で、

     一刻も早く「菊枕禁止条例」を可決せねばオソロシイことになる、と悲鳴を上げているのだ。これでは、読む方だってビビッてしまう。

     さきほどのは秋の部だが、夏の部にも、紋題の季語があった。

     陶枕(トーチン)という。陶器の枕でべつにめずらしいことはないが、そういう当たり前の枕が季語に昇格することに、著者は腹が立ってしょうがない。季語辞典には、同時に
    磁枕、青磁枕、白磁枕などが掲載され、それで終わりならまだまだ許せるが、その後に石枕、金枕、竹枕、木枕、瓦枕までがぞろぞろ出てきて、著者を呆れさせる。なら、あたしの部屋にだってと、著者は猛烈に対抗心を燃やす。

     広辞苑枕、新言海枕、山本健吉基本季語五〇〇選枕、現代用語の基礎知識枕、ハローページ枕とつぎつぎ精鋭を繰り出してくる。

     これでたんなければ、北枕、岩枕、膝枕、初枕、歌枕、ひじ枕、なにもあっしまでが、向きになって、これまで一度もお目にかかったことのない夏井さんに、加勢することはない。(*^_^*)

      夏井いつき著「絶滅寸前季語辞典」


    [No.767] Re: 池波正太郎「ドンレミーの雨」 投稿者:   投稿日:2011/12/26(Mon) 13:47
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      さんらく亭さん、男爵さん、みなさん、

    > ←これですね
    >
    > 以下引用:
    > <この近くにある{B・O・F}という酒場がいいんだ。江戸時代の下町にある居酒屋のような感じでね。この店のおやじ、七十二だっていってたな。セトル・ジャンというんだよ。スケッチブックに、おやじのサインもらって来た>
    > <店の名前は{B・O・F}というんだ。これはBonnne Oubliee Franceから来てるというんだけどね。(中略)だから、「佳き、忘れられたる、フランス」ということになるわけだよ>

    そうです、そうです。

     セトル・ジャンも、あそこへ出たとき、すでに72歳だっていうから、正太郎と同じように、もうとっくに、この世にはいないですよね。

     あっしは映画にはうとい方ですが、表紙カバの写真はフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの共演映画のようで、多分パリの映画館の前で撮ったのでしょうね。

     ところで、この映画の題名ですが、下の黒抜きのところにJoyeuse Divorcee(Gay Divorce)みると、と書いてあるので、「コンチネンタル」はまず、間違いないでしょう。この映画館は53ページにも写真が出てきますね。

     このときは、正太郎はギャバンの生家にも足を運んでいますね、モンマルトルの丘の下だそうで。それから、その前のページにあるモンマルトルの階段の絵もいいですね。

     あっしも、サクレクールの教会堂は行ったんだけど、ギャバンの家なんか知らなかったなあ。(*^_^*)


    [No.766] 日本の近代美術 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/26(Mon) 09:16
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    日本の近代美術は
    大月書店から出たシリーズ

    日本の近代美術 1
     油彩画の開拓者
      高橋由一  花魁
      原田直次郎  騎龍観音
      山本芳翠  浦島図

    ドイツ留学の原田直次郎の写真は
    あの若き日の森鴎外の写真と同じものだった。
    http://www.berlinnet789.de/789shop/article/art11013_book_ogainokoi_Maihimeerisunoshinjitsu.htm
    原田直次郎を真ん中に三人の日本人が写っている写真
    右の森鴎外だけを本の表紙に載せたらしい。


    [No.765] マンガ美術館&スポットガイド 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/26(Mon) 09:02
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    進藤やす子:マンガ美術館&スポットガイド

    ていねいに作られている本なので
    この本を見てから現地に行くと参考になり
    見落としが少ない。

    石ノ森萬画館
    石ノ森章太郎ふるさと記念館
    (どちらも宮城県にある)

    横手市増田まんが美術館  漫画の本が置いてある部屋があり大人も子どもも読んでいる。

    青梅赤塚不二夫会館 原画がいっぱいあった。

    長谷川町子美術館 長谷川町子は田河水泡に弟子入りした。

    田河水泡・のらくろ館 大江戸線「森下」から徒歩8分

    鬼太郎茶屋 深大寺 この本が出た平成18年はまだマニアしか行かなかった?


    [No.764] 風邪をひかないくらしの知恵 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/26(Mon) 08:03
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    高橋昭雄:風邪をひかないくらしの知恵

    いろいろ説明してあるが
    要は、風邪をひいたなと思ったら
    無理せず安静にする。よく眠る。消化のよいものを食べる。水分もとる。
    そして
    寝てばかりいず、起きてできる範囲の仕事はする。

    よく言われる注意ですが
     手をよく洗う
     外出から帰ったらうがい
     かぜをひいたらマスク
     衣服は早めに交換


    [No.763] Re: 人類学を神話からDNA科学へ 投稿者:   投稿日:2011/12/26(Mon) 07:04
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    みなさん、おはようございます。当地、天気晴朗なれど大気冷たし、です。

    私のY染色体は話題のD2なのです。

    (江戸川区在)


    [No.762] 国民的作家100人の名作100選 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/26(Mon) 06:15
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    死ぬまでに読んでおきたい
    国民的作家100人の名作100選
           洋泉社

    なにやら「百○山」のようなタイトルである。
    影響を受けたのか。

    次の作家をとりあげている。 この選び方についても批判もありそうである。
     夏目漱石
     芥川龍之介
     川端康成
     太宰治
     松本清張
     池波正太郎
     司馬遼太郎
     山崎豊子
     三島由起夫
     藤沢周平

    ここでは例によって太宰治をとりあげる。
     晩年 斜陽 人間失格 女生徒 富嶽百景 走れメロス 津軽 お伽草紙 ヴィヨンの妻 桜桃


    [No.761] Re: 江戸と上方 投稿者:   投稿日:2011/12/25(Sun) 18:38
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    > さんらく亭さんが指摘していた
    >  きつねとたぬき
    >   江戸の蕎麦好き たぬきそば:揚げ玉の入った蕎麦 きつねそば:油揚げの入った蕎麦
    >   上方の饂飩好き たぬき:油揚げの入った蕎麦 きつね:油揚げの入った饂飩

    就職して初めて上京(昭和30年)して最初のカルチャーショックが「きつね/たぬき」でした。大阪で「きつね」といえば通じるが東京でそう言うと「そばですか、うどんですか」と聞かれる。「きつねはきつねや。そばはたぬきやろ」と言いたくなった。大阪のたぬきは油揚げの乗ったそば、つまり東京のきつねそばです。大阪では天カスの乗ったのは「ハイカラ」と言う。東京の「たぬきうどん」は大阪では「ハイカラのきつね」である。上に具の乗っていないのを東京では「かけそば」「かけうどん」というが大阪では「すうどん」(「すきつね」とは言わない)です。

    いっとき流行った「一杯のかけ蕎麦」というお涙頂戴話、あれを大阪で正しく言うなら「一杯の揚げ抜きたぬき」になる。あ〜〜ヤヤコシヤヤコシ(^-^)

    東京大阪の出張が夜行寝台車で8時間という時代のこと。出汁が薄味のきつねを食べるのにどんなに苦労したことか。有楽町の日劇ミュージックホールの近くに1軒だけ本物のきつねを食わせる店がありました


               さんらく亭@甲子園


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