[掲示板へもどる]
一括表示

[No.727] 池波正太郎「ドンレミーの雨」 投稿者:   投稿日:2011/12/23(Fri) 15:32
[関連記事

まず題がいい。ドンペリなら知ってるけど、ドンレミーは知らない。それでも、かまわない。

なぜか、ついつい想像力の羽を伸ばしてしまう。

 表紙カバーに池波さんの、赤いコートを着て、黄色の帽子をかぶった西洋の老婦人の絵があって、すぐにでも本文を読みたい気持ちが、ますます強くなってくる。

 本文に入っても、読者は期待を裏切られることはなく、著者の、すばらしい挿絵や、写真とページをめくるごとに出会うことになる。

 またカラーの挿絵が、非常に美しい。こういう、時代小説の名手が、こんなバタ臭い絵を描くことができることに対しては、誰だって驚きと羨望を隠すことができないだろう。

 この本を手に取った人は、天は二物を与えず、という言葉が、真っ赤なウソであることを立ちどころに悟るはずである。


[No.728] Re: 池波正太郎「ドンレミーの雨」 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/23(Fri) 16:20
[関連記事

唐辛子 紋次郎さん

> まず題がいい。ドンペリなら知ってるけど、ドンレミーは知らない。それでも、かまわない。

>  表紙カバーに池波さんの、赤いコートを着て、黄色の帽子をかぶった西洋の老婦人の絵があって、すぐにでも本文を読みたい気持ちが、ますます強くなってくる。

フランスの話ですか。
http://sumally.com/p/99108

>  この本を手に取った人は、天は二物を与えず、という言葉が、真っ赤なウソであることを立ちどころに悟るはずである。

年賀状も手書きで、それも半年も前から書くそうです。
絵は上手だったようです。

家族を連れてフランスに旅行して、美味しいものを食べていたようですね。


[No.731] Re: 池波正太郎「ドンレミーの雨」 投稿者:   投稿日:2011/12/23(Fri) 17:57
[関連記事

唐辛子紋次郎さん  こんばんは

>  この本を手に取った人は、天は二物を与えず、という言葉が、真っ赤なウソであることを立ちどころに悟るはずである。

まったく同感です(^-^)

わたしも池波ファンで「剣客商売」「真田太平記」「鬼平犯科帳」の文庫本はほぼ全巻持っていたのを数年前に処分しましたが、手元に「フランス映画旅行」だけが残っています。1977.6に初のフランス旅行、それも50年間見てきたフランス映画の名残りを訪ねるための旅の紀行文です。
カバー写真にはじまり、口絵の水彩画9点、挿絵、写真とすべて本人の作です

パリやマルセイユやノルマンディの風景、ジャン・ギャバン、デュヴィヴィエ、ディートリッヒ、マルセル・カルネ、ルイ・ジューヴェなどがここに出て来るような感じがします

「鬼平犯科帳」に出て来る江戸の料理を探訪して歩いたのを思い出しました(^_-)/


          さんらく亭@甲子園

          


[No.736] Re: 池波正太郎「ドンレミーの雨」 投稿者:   投稿日:2011/12/23(Fri) 22:59
[関連記事

  さんらく亭さん、池波ファンのみなさん、

> わたしも池波ファンで「剣客商売」「真田太平記」「鬼平犯科帳」の文庫本はほぼ全巻持っていたのを数年前に処分しましたが、手元に「フランス映画旅行」だけが残っています。1977.6に初のフランス旅行、それも50年間見てきたフランス映画の名残りを訪ねるための旅の紀行文です。
> カバー写真にはじまり、口絵の水彩画9点、挿絵、写真とすべて本人の作です

 「フランス映画旅行」をお持ちなら、S・O・Fの老主人セトル・ジャンのスケッチも見られますね。

 正太郎は、フランスの俳優ではジャン・ギャバンがとくにお気に入りだったようですね。もっとも、ルイ・ジューヴェも墓参りするくらいなんだからメッチャ好きだったんでしょうねえ。

 「ドンレミー」と「映画旅行」だけでなく「旅は青空」でもフランスやスペインの絵が見られますね。(*^_^*)

 映画関係では、ほかに「映画を見ると得をする」とか、「味と映画の歳時記」「池波正太郎のフィルム人生」などたくさんありますね。

「映画を見ると」は字づらばかりでしたが、「歳時記」にはディアナ・ダービン、パリの街頭風景、「道」のなかからジェルソミナとザンパノのスケッチ、「モロッコ」のラストシーンなど、映画好きにはたまらない挿絵が入っています。(*^_^*)


[No.747] Re: 池波正太郎「ドンレミーの雨」 投稿者:   投稿日:2011/12/24(Sat) 11:21
[関連記事

Re: 池波正太郎「ドンレミーの雨」
画像サイズ: 392×578 (63kB)
唐辛子紋次郎さん みなさん

>  「フランス映画旅行」をお持ちなら、S・O・Fの老主人セトル・ジャンのスケッチも見られますね。

←これですね

以下引用:
<この近くにある{B・O・F}という酒場がいいんだ。江戸時代の下町にある居酒屋のような感じでね。この店のおやじ、七十二だっていってたな。セトル・ジャンというんだよ。スケッチブックに、おやじのサインもらって来た>
<店の名前は{B・O・F}というんだ。これはBonnne Oubliee Franceから来てるというんだけどね。(中略)だから、「佳き、忘れられたる、フランス」ということになるわけだよ>


[No.767] Re: 池波正太郎「ドンレミーの雨」 投稿者:   投稿日:2011/12/26(Mon) 13:47
[関連記事

  さんらく亭さん、男爵さん、みなさん、

> ←これですね
>
> 以下引用:
> <この近くにある{B・O・F}という酒場がいいんだ。江戸時代の下町にある居酒屋のような感じでね。この店のおやじ、七十二だっていってたな。セトル・ジャンというんだよ。スケッチブックに、おやじのサインもらって来た>
> <店の名前は{B・O・F}というんだ。これはBonnne Oubliee Franceから来てるというんだけどね。(中略)だから、「佳き、忘れられたる、フランス」ということになるわけだよ>

そうです、そうです。

 セトル・ジャンも、あそこへ出たとき、すでに72歳だっていうから、正太郎と同じように、もうとっくに、この世にはいないですよね。

 あっしは映画にはうとい方ですが、表紙カバの写真はフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの共演映画のようで、多分パリの映画館の前で撮ったのでしょうね。

 ところで、この映画の題名ですが、下の黒抜きのところにJoyeuse Divorcee(Gay Divorce)みると、と書いてあるので、「コンチネンタル」はまず、間違いないでしょう。この映画館は53ページにも写真が出てきますね。

 このときは、正太郎はギャバンの生家にも足を運んでいますね、モンマルトルの丘の下だそうで。それから、その前のページにあるモンマルトルの階段の絵もいいですね。

 あっしも、サクレクールの教会堂は行ったんだけど、ギャバンの家なんか知らなかったなあ。(*^_^*)


[No.769] Re: 池波正太郎「ドンレミーの雨」 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/26(Mon) 17:05
[関連記事

唐辛子 紋次郎さん、さんらく亭さん、みなさん、

>  このときは、正太郎はギャバンの生家にも足を運んでいますね、モンマルトルの丘の下だそうで。それから、その前のページにあるモンマルトルの階段の絵もいいですね。
>
>  あっしも、サクレクールの教会堂は行ったんだけど、ギャバンの家なんか知らなかったなあ。(*^_^*)

私も行っても、ギャバンの家なんか思いつきません。
地下室のメロディ
  ジャン・ギャバンより アラン・ ドロンに目がいっていたし。


[No.771] Re: 池波正太郎「ドンレミーの雨」 投稿者:   投稿日:2011/12/26(Mon) 17:49
[関連記事

唐辛子紋次郎さん、みなさん

>  ところで、この映画の題名ですが、下の黒抜きのところにJoyeuse Divorcee(Gay Divorce)みると、と書いてあるので、「コンチネンタル」はまず、間違いないでしょう。この映画館は53ページにも写真が出てきますね。

そうです。”THE GAY DIVORCE”(邦題:コンチネンタル<離婚協奏曲>)
F.アステアとG.ロジャースが本格的に共演した最初の作品でした

>  このときは、正太郎はギャバンの生家にも足を運んでいますね、モンマルトルの丘の下だそうで。それから、その前のページにあるモンマルトルの階段の絵もいいですね。

ロシュショアル街23番地の生家って歓楽街のド真ん中ですね。あの階段も写真より
スケッチ絵のほうがずっといいですね


       さんらく亭@甲子園


[No.732] Re: 池波正太郎「ドンレミーの雨」 投稿者:マーチャン  投稿日:2011/12/23(Fri) 20:09
[関連記事

唐辛子 紋次郎さん 男爵さん さんらく亭さん

> まず題がいい。ドンペリなら知ってるけど、ドンレミーは知らない。それでも、かまわない。

 たしかに。

 フランス旅行をするときは、ご自分のいきたいところへ
 ご自分だけのための通訳と運転手をつれていく。
 通訳さん(佐藤隆介氏)は夕食に出かける前に、
 レストランからディナーのメニューを借りてきて翻訳しておいてくれる。
 結構な旅ですね。

 セトル・ジャンは、剣客秋山小兵衛さんが、よくいく料亭「不二楼」のフランスバージョン?
 お江戸で、おはるさんの漕ぐ小舟で移動する、
 そののりで、Y氏の運転するボルボで、動きまわる。

 パリの下町には、お江戸と相通ずるものがあったのでしょうか。

 いずれにせよ、わたしは、池波正太郎さんも、パリも大好きです。


[No.734] Re: 池波正太郎「ドンレミーの雨」 投稿者:   投稿日:2011/12/23(Fri) 20:51
[関連記事

マーチャン  こんばんは

>  セトル・ジャンは、剣客秋山小兵衛さんが、よくいく料亭「不二楼」のフランスバージョン?

>  パリの下町には、お江戸と相通ずるものがあったのでしょうか。
>  いずれにせよ、わたしは、池波正太郎さんも、パリも大好きです。

そうそう、秋山小兵衛の「剣客商売」を書き落としてました。
おはるさん 大好きでした(^-^)  三冬もいいけど、、、

鬼平に出て来る江戸の店よく行きましたよ
本所深川の軍鶏鍋屋「五鉄」がまだ健在で感動しました。何年も前のことです


      さんらく亭@甲子園


[No.738] Re: 池波正太郎「ドンレミーの雨」 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/24(Sat) 06:13
[関連記事

唐辛子 紋次郎さん、さんらく亭さん、マーチャン

>  本文に入っても、読者は期待を裏切られることはなく、著者の、すばらしい挿絵や、写真とページをめくるごとに出会うことになる。

私は
台東区生涯学習センターでの
大江戸会の勉強の方はともかく
その後の懇親会に時々参加したのですが
時間のあったとき1階の
池波正太郎の原稿とか挿絵は見ていたので
そんなものかと思っていました。

鬼平犯科帳を読むようになったのはそれからです。


[No.746] 池波正太郎の春夏秋冬 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/24(Sat) 11:14
[関連記事

池波正太郎の春夏秋冬 文春文庫 (1989)

この本には
池波正太郎の自筆の年賀状が載っています。
 昭和52年巳年から 昭和63年辰年まで

みんなが楽しみにしているので夏から書き始めるそうです。

この本のあとがきで
妻が、小説が売れるようになると
美味しい食べ物を食べるようになって
妻にも要求することが多くなったこと
妻の作る毎日の食事が美味しかった、まずかったと
手帳に記載していたことなどが書かれています。

フランスの田舎が好きで家族と一緒によく行っていた。
心地よいバーを見つけ、カウンターに腰かけて
雰囲気を楽しんでいた。
たまたまとても気に入ったバーがあり、その後行ったら
もうなくなっていて、とても寂しそうだったと書いています。
  このことは池波正太郎の書き物でよんだことがあります。

ヨーロッパに行くようになってから絵を描き始めたそうです。
それは何かひかれるものがあったからだろうと
妻は推定してます。
 撮ってきた写真を見ながら絵に色をつけていた。
動物や人物の絵が多く、花などはあまり興味がなかったようです。


[No.754] Re: 池波正太郎の春夏秋冬 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/25(Sun) 07:32
[関連記事

> 池波正太郎の春夏秋冬 文春文庫 (1989)
>
> この本には
> 池波正太郎の自筆の年賀状が載っています。

映画の俳優なども

グッド・オールド・デイズ・シネマ
 丹下左膳
 ゴルゴタの丘のキリスト(デュヴィヴィエ監督)
 赤西蠣太(伊丹万作監督)
 地の果てを行く(ジャン・ギャバン)
 鞍馬天狗
 ガルボのマタ・ハリ
 恐怖の報酬(イブ・モンタン)
 フェリーニの「道」
 にんじん(デュヴィヴィエ監督)
 自転車泥棒
 素晴らしき放浪者(ルノワール監督)

ま、絵を見ないとわからないでしょうけど。