子どもの時から今に至るまで、たくさんの本を読んできました。
そこで、みなさんが読まれた本を紹介してください。
元気の出る本でもいいし、楽しい本でもいいし
役に立つ本でもいいです。
電子図書のことでもいいです。
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[No.29]
Re: 吾輩は猫である
投稿者:マーチャン
投稿日:2011/11/03(Thu) 08:07
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男爵さん みなさん
おはようございます。
> 私の場合、「こころ」は愛読書ですが
> 違った意味で「吾輩は猫である」もいつも読みます。
> 何度読んでも疲れないのがいいです。
> 三角術 行徳のまな板 トチメンボー
もし、当時、メロウ倶楽部があれば「会議室 漱石さんの部屋」という部屋を特設して
漱石先生に部屋長を努めていただいて、お友達やお弟子さん書いていただいたら
面白かったでしょうね。
迷亭さん、寒月さん なんて洒落たハンドルの方が登場して
あること、ないことを語ってくださったら、面白そう。
[No.28]
Re: 思い出す本
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/03(Thu) 06:47
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唐辛子 紋次郎さん
> こどもの頃読んだ本と云えば、「安寿と厨子王」とか「こがね丸」などが面白かったように思う。
「安寿と厨子王」は森鴎外、「こがね丸」は巌谷小波 でしたね。
> これは語学学習用の読本と云うべきか。うすっぺらな小型本(精々50ページくらい)である。著者、題名は、それぞれHenri Cauvin:L'Aiguille qui tueである。「殺人針」とでもいうのか。
> 著者のコーヴァンは、今は忘れられた作家の内にはいり、存在がかすんでしまったが、じつは有名なコナン・ドイルの先輩格にあたるんだそうだ。
アンリ・コーヴァンですか、知りませんでした。
イギリス、フランス、アメリカには推理小説があっても
なぜかドイツには少ないそうです。
[No.27]
Re: 思い出す本
投稿者:
投稿日:2011/11/02(Wed) 22:21
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こどもの頃読んだ本と云えば、「安寿と厨子王」とか「こがね丸」などが面白かったように思う。
また、漫画では「のらくろ上等兵」や「日の丸旗の助」、「冒険ダン吉」など。あと、バーネット女史の「小公女」とかってのもあったなあ。
うえの学校へ行くようになって読んだ「千夜一夜物語」はとくべつ面白かったが、長すぎて、二度と読む気にはならない。
これは語学学習用の読本と云うべきか。うすっぺらな小型本(精々50ページくらい)である。著者、題名は、それぞれHenri Cauvin:L'Aiguille qui tueである。「殺人針」とでもいうのか。筋が面白いので、今までに何度か読んだ記憶がある。発行はたしかアメリカのオックスフォード大で、刊行は1936年と云うからあっしらの年と変わらない位、古い。
巻末に、文中に現れるほとんどの単語の英訳がついていて、当時、学生の教科書用にでも作られたものと見える。
著者のコーヴァンは、今は忘れられた作家の内にはいり、存在がかすんでしまったが、じつは有名なコナン・ドイルの先輩格にあたるんだそうだ。ということは、私立探偵が出てきて事件を科学的に捜査するということだ。本自体は、字が非常に小さく、いまでは無用の長物だが、愛着があってなかなかに捨てがたい。
この探偵小説で、あっしの気に入った点は、夢遊病者が出てくる点である。
[No.26]
Re: 夢中で読んだ本
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/02(Wed) 17:34
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キャロットさん こんにちは
> 子供の頃、本が好きでいろいろ読みましたが、思いで深いのが
> 「母を尋ねて三千里」です、泣きみそな 私は、マルコが母アンナと
> 巡り合うまで、目を赤くして必死になって読んだもんでした。
私もいちおう読んでみなくてはと思い
一度読んだことがあります。
ドラマ的に書いているから
あれを読んで泣かない人はいないでしょう。
探してやっと会えると思ったら、母はさらに遠いところにいるなんて....
イタリアのアミーチスによって書かれた愛国小説「クオレ」の中にある話です。
子供向けに愛国心を説いた本ということですが
人間としての愛とか思いやりを訴えている本なので
日本でもこういう本はもっと勧めるべきだと考えます。
> 最近は根が続かず、肩の凝らない本を選んで読み漁ってる次第です。
それでいいと思います。
自分のために読むのですから。
疲れてしまっては何もなりません。
無理のないのが続けられる秘訣です。
[No.25]
雁
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/02(Wed) 17:24
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森鴎外の「雁」は
ふとした偶然で投げた石が雁にあたり
高利貸しの妾お玉は、医学生の岡田に慕情を抱くが、結局その想いを伝える機会を失い、岡田はドイツ留学に行ってしまう。
「舞姫」がそうであったように
森鴎外の経験が反映されているような短編。
岡田が鴎外のモデルかと思えば
お玉と旦那との関係に経験者でないと書けないようなリアルな描写もあり
実は鴎外がお玉のような妾を、母のお膳立てでもっていたという。
最初の結婚は短く、それからドイツに残したエリスのことが忘れられなかったのか
10年以上も独身を続けたので母親が心配して
そういう女性を配慮したということである。
(28歳で離婚して40歳で再婚)
鴎外としたら、妻になれないその女性の気持ちを忖度したのかもしれない。
今の感覚なら不思議な気もするが
鴎外の母親は死ぬまで嫁に家計をまかせず、鴎外の給料は自分が管理したというから
そうとうな権力者だったらしい。
[No.24]
夢中で読んだ本
投稿者:
投稿日:2011/11/02(Wed) 17:20
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こんにちは、キャロットです。
子供の頃、本が好きでいろいろ読みましたが、思いで深いのが
「母を尋ねて三千里」です、泣きみそな 私は、マルコが母アンナと
巡り合うまで、目を赤くして必死になって読んだもんでした。
「三銃士」とこの二冊は何回も読み返したもんです。
最近は根が続かず、肩の凝らない本を選んで読み漁ってる次第です。
[No.23]
Re: 吾輩は猫である
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/02(Wed) 16:58
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寒梅さん、こんにちは。
> ただ今まさに、「こころ」を読み終えたところです。
> もう40年いや50年前にも読みました。
「こころ」は、寂しい人間ですという先生の気持ちがはじめよくわからず
推理小説的なところがあります。「罪と罰」も別の意味で推理小説的ですが。
> 司書達 の心情を慮って電子書籍は遠ざけていたのですけれど
> 今改めて「DigiShelf」をダーンロードして読みやすい環境に設定して
> みました、縦書き ゴシックの大太字 紙の色を薄いグリーン 全画面
> 表示 これでとてもよみやすくなりました。
電子書籍の利点と欠点はあると思いますが、これも時代ですね。
> 私は乱読ですけれど「金色夜叉」「ああ無常」「父帰る」「ジエーン
> エア」「嵐が丘」「レクイエム」「時雨の記」そして「放浪記」
> だれの約だったかわすれましたが「源氏物語」全巻
> 二葉亭四迷 太宰治
> 懐かしいですねぇ。
「ジエーン エア」は「レベッカ」と似たところがありますね。
「レベッカ」のほうがあとなので、「ジエーン エア」を意識して書いたのでしょうか。
「嵐が丘」は今でも読みます。内容がわかっていても、何度でも読んでいい作品です。
「源氏物語」はあやさんのおかげで、何種類か現代訳を読みました。
機会があれば
円地文子と谷崎 潤一郎訳のを読みたいものです。
[No.22]
ジャングル大帝
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/02(Wed) 16:47
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ここに漫画の本を書くべきかと多少迷いながら
いまや日本のアニメは世界に誇る文化となったいま
その日本のアニメの功績者で漫画界の神様的な
手塚治虫について書かないと....
と思い少し書きます。
「漫画少年」という非常にユニークな漫画雑誌が
昭和22年12月から昭和30年10月にかけて学童社から発行されていました。
この会社は飯田橋の今の日中友好会館にあったと聞きます。
そもそも
学童社は、戦前「少年倶楽部」
編集長とうたわれながら
戦後の公職追放で講談社を退職した加藤謙一が独力で起こした出版社です。
「少年倶楽部」には
吉川英治、高垣眸、大佛次郎、佐藤紅緑、南洋一郎、山中峯太郎らの物語
田河水泡の「のらくろ」、島田啓三の「冒険ダン吉」などの漫画もあったのです。
「少年倶楽部」が戦争に協力したとみなされたわけですね。
さて
本題の「漫画少年」ですが
「ジャングル大帝」は印象的でした。
この物語には当時としてはトピックス的な
ドイツの気象学者ヴェーゲナーの大陸移動説が紹介されています。
今では地震のメカニズムでよく出てくるプレートテクトニクス理論なのですが
当時としては漫画に取り入れるなんて、科学的でしかも非常に進んでいたと思います。
「漫画少年」には
手塚治虫、田河水泡、長谷川町子、福井英一、石森章太郎(のちの石ノ森章太郎)、うしおそうじなどの作品が連載されていました。
この雑誌にはアマチュア投稿欄があり、ここには石森章太郎、楳図かずお、藤子不二雄、鈴木伸一、寺田ヒロオ、赤塚不二夫、永田竹丸、佐藤まさあき、松本零士などが登場していたようですが
変わったところでは
横尾忠則、篠山紀信、黒田征太郎などがあるようです。
ここで採用され、それから漫画家となったケースは少なくないのです。
[No.21]
Re: 吾輩は猫である
投稿者:
投稿日:2011/11/02(Wed) 16:42
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男爵さん、こんにちは。
>愛読書として漱石の「こころ」をあげる人がいます。
>「出家とその弟子」をあげる人もいるし
>太宰が好きで「人間失格」など言う人がいるかもしれません。
ただ今まさに、「こころ」を読み終えたところです。
もう40年いや50年前にも読みました。
司書達 の心情を慮って電子書籍は遠ざけていたのですけれど
今改めて「DigiShelf」をダーンロードして読みやすい環境に設定して
みました、縦書き ゴシックの大太字 紙の色を薄いグリーン 全画面
表示 これでとてもよみやすくなりました。
私は乱読ですけれど「金色夜叉」「ああ無常」「父帰る」「ジエーン
エア」「嵐が丘」「レクイエム」「時雨の記」そして「放浪記」
だれの約だったかわすれましたが「源氏物語」全巻
二葉亭四迷 太宰治
懐かしいですねぇ。
著作権がフリーになる50年前の作品は 小説はかたっぱしから読み漁
ったときでした。あの頃のものをデーター化してくださった青空文庫のボランテア
さんに感謝です
今「らじる らじる」のFMで音楽を聴きながらの読書は至極のときです。
寒梅
[No.20]
Re: 思い出す本
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/02(Wed) 16:20
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千葉の小猿さん、 七君さん こんにちは
> 国民学校のころに読んだ本です。
> 島津源蔵の伝記ですが本その物は戦災で灰燼になりましたが一部うろ覚えのものを書きます。
> 島津源蔵は小学校を2年くらいまでしかいっていないようです。
> 京都舎密局の技師であったワグネル博士の指導で理化学機器を作っていたようです。
> ワクネル博士はその後東京職工学校の教員に転出したとのことですが、京都には顕彰碑があるはずです。
知らないことばかりでした。
ゴトフリート・ワグネル博士は、ドイツ出身のお雇い外国人。
京都府立医学校(現・京都府立医科大学)
東京大学教師
および東京職工学校(現・東京工業大学)教授だそうです。
島津源蔵のつくった島津製作所から
世界に誇る田中耕一というノーベル化学賞受賞者が出たから
すばらしいことです。
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