あやさん、みなさん こんにちは
> 私の食べた豚丼は > 地元ではちょっと有名な > 白金豚の肉です。
どうして白金豚と名付けたのか? その理由は、やはり、宮沢賢治でした。
彼の、ユニークな作品「フランドン農学校の豚」の中で 農学校の学生が豚のことを褒めている言葉があります。 「豚が水や藁を食べて、それを上等な脂肪や肉にこしらえるのは、まさしく 自然界における(化学反応の)触媒みたいなものだ」
この学生の褒め言葉を聞いた豚は、自分は白金と同じ価値があるのだと 嬉しくなります。しかし、その誇らしく感じたのはつかのまのこと。 やがて豚に不幸が訪れるのですが、この宮沢賢治のブラックユーモア的な童話 にもとづく白金豚と聞けば、私はちょっと複雑な思いでした。
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