[No.334]
Re: 私の愛犬第1号ブッチ―
投稿者:まや
投稿日:2013/04/30(Tue) 16:11
[関連記事] |
ブッチーの続きです。
ブッチーはいつも私と一緒でした。オフィスへ出勤し、車で旅行し・・・
今日のように犬も泊まれる宿のない時代でしたから、泊まるときは車の中と
いうことになります。宿では私は誰より早起きして車で待っているブッチーの
排泄と散歩に出かけたものです。ドライブ旅行に出るときはいつも犬用の水と
餌が一番でした。
出勤したときのブッチーの定位置は私のデスクの下。私が立たない限り、誰
も気付かず、私が席を離れると起きだしてゆくへを見ているのでした。吠えも
しなければ鳴きもしませんから誰も気づかないのです。
ところで、犬が嬉し泣きをし、泣きじゃくることがあるのをご存じでしょう
か? ブッチーを訓練士さんのところに預けた話はすでに書きました。私は海
外旅行を計画したとき、この訓練士さん預けていけば大丈夫だと思って、羽田
に行く途中に預けて出発しました。訓練のときに預けた期間より短い日数です。
ところが、帰国して迎えに行った私を見たブッチーは訓練士さんのお宅の応
接室を駆けまわって落ち着かないのです。それで早々においとましたのですが、
車に乗っても私の横に来て泣いているのです。「ウシロ」と言っても後部座席
には行かず、私にすがりつくようにしてひーひー泣いているのです。それが泣
いたのだと気付いたのはかなり走ってからでした。
落ち着かないので排泄かと思って車を止めて外に出して、また車にもどった
とき、ブッチーはいくらか落ち着いて、子供が泣きじゃくった後と同じように
しゃくりあげているのを見て、私はようやく子供と同じように泣きじゃくって
いたのだと気づいたのでした。
子供と同じように、しばらくヒクヒク言っていたあと、ようやく落ち着いて
私に言われたとおり後部座席に行ったのです。犬も人間の子供と同じなんです
ねぇ。とにかく、こういう話は枚挙にいとまがありません。
長くなりましたのでブッチーの話はこのへんで止しましょう。