[No.55]
Re: 津波の昔話
投稿者:男爵
投稿日:2013/05/07(Tue) 07:43
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まやさん こんにちは
> 何度か三陸を訪れていますが、観光バスで山間地から海のほうに下るとき
> バスガイドが山の岩肌にくっきりと引かれた線を示して「XX00年には津波
> がここまできたんです。それなのに今ではあの防波堤の外の海側に住宅を建
> てている人がいるんですよ。大津波が来たら家ごと攫われてしまいますよ」
> と話してくれました。それが現実のことになったのですね。
はい
海に行くと、何カ所もそういう記録を見ることができます。
今回の津波では、それらの記録を上回っている場所が多いです。
地震の直後に
この大きな地震と津波は約千年前の
貞観地震(じょうがんじしん)の匹敵するものだという
発表がありました。
貞観地震は、平安時代の貞観11(869)年5月26日
に、三陸で発生した巨大地震で記録が残っています。
このときの津波の遺跡が多賀城(当時の大和朝廷の基地)で発見されたそうです。
今回も多賀城市内は被災地となりました。
千年ぶりの大地震なので
明治や昭和の津波より被害が多かったのですが
当然これくらいの津波には対策を考えておくべきでした。