[No.104]
Re: 尋常小学校ものがたり
投稿者:男爵
投稿日:2013/11/15(Fri) 12:28
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まやさん & みなさん、こんにちは!
> > 著者は岡山県の農家に生まれた。
>
> 岡山県の農家のことはわかりませんが、私が小学校時代を過ごした福岡県の
> 筑豊地方は昭和初期に始まった石炭産業の中で発展を続けていたところでした。
そうでしたか。
では五木寛之「青春の門」と重なりそうです。
> 小学校はほとんどが尋常高等小学校と呼ばれ、高等科を併設していました。
> 生徒は小学校だけで終わるのでなく、中学校か女学校に進学することになって
> いて、成績とか家庭の事情とかで進学できない児童は必ず高等科(2年課程)
> に進むことになっていました。義務教育は小学校だけでなく、中学校か女学校
> に進学しない児童は高等科に行かねばならないことになっていました。
中学校や女学校に進学しない児童は高等科に
というのは教育的には進んでいるようです。
この本に扱われている子どもたちは
(経済的な理由で)高等科にも行かれない子どもたちが多いようです。
> この尋常小学校がいつ国民学校になったか記憶にありません、たぶん小学校
> 在学中だったと思います。学芸会もあったと思いますが、それもほとんど記憶
> していません。なにしろ戦時中でしたから教練というのもありましたし。
この本の年表を見ると
昭和16年に
小学校を国民学校と改称したことになっています。