[No.160]
Re: 私の昭和史
投稿者:男爵
投稿日:2013/11/28(Thu) 12:31
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> 昭和18年に小学校に入学した。
> 入学式には姉に連れて行ってもらった。 母は農作業が忙しくそれどころではなかった。
>
> 初めて学校に行った著者はびっくりして、なぜか泣いてしまった。
> 自分の下駄箱と机を見つけるのがやっとだった。
>
> 自分の名前も書けず、読めずだったが
> 当時はそういう子供はほかにもいた。
いつかの朝、女の先生が遅刻して、学校の玄関で校長先生にさんざん叱られ
泣いていたのを見た。
女の先生も若かったが、当時は校長の権力は絶対だった、
小学校五年生の頃、図工と小説のお話の得意な先生がいて大変面白かった。
この先生が、いつかの朝、教室のストーブでハンゴウを使って白米を炊き
サンマを焼いて、すごくうまそうに食べていたのを見た。
うまそうにと思ったのは、著者の家でも米だけの白飯が食べられない時だったから。
その頃、学校の暖房は全部ストーブで、薪を燃料にしていた。
北海道では石炭ストーブだったが、やはりストーブでアルミの弁当箱を載せて
暖めたりした。
ちょうど津軽鉄道のストーブ列車でするめをあぶるようなものである。