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[No.785] Re: 岸ユキさんの場合 投稿者:くるくる  投稿日:2015/06/09(Tue) 11:06
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夏子さん、まるこさん、おはようございます。

夏子さん、教えて頂いて、有難うございます。

感動致しました。

昨年、79歳で亡くなられたご主人様は、
最後まで、西野バレー団の営業部長として現役でいらしたそうです。

胃の痛みがひどく、奥様である 岸ユキさんが、病院へひぱって行かれた時は
概に、癌が肝臓から、リンパまで散っていて、末期でいらした由。

ご本人の希望で、治療はせず、家で過ごす、という選択をなさり、
その代り、痛み止めは一日2回まで使い、痛みは無く過ごす事ができられた。


そして、最後は、トイレに行き、這うようにベッドに倒れ込み、
「苦しい。お医者さんを呼んでくれ」と仰り、お医者さんがいらしたときは
「命の灯りが消えようとしています」と言う状態でいらした。
そして、息を引き取られ、その死は、美しい、見事な死際でいらした由。

かねてより、ご主人は、「遺言は、ちゃんと書いているから、安心するよう」
仰っており、死後、家庭裁判所に持って行き、開封。

友人である弁護士さんが、「あなた幸せね。愛している。尊敬している、って
書いてあるわよ」と仰った。


その遺言状は、(多分 遺言状の中の、一部だと思いますが)

【兄弟や妹たちへお願いがあります。
 私は妻ふみを尊敬し、愛していました。 
ですから、妻ふみが命ある限り、 私に与えてくれた肉親の愛情を、
妻にもぜひお願いしたいのです。

どうか、仲よくお暮らし下さい。 この事を心から念じています。】

という内容でした。


岸ユキさんは、涙ながらに、
「私は本当に幸せです。この言葉で、主人がいつも見守ってくれている気持ちがします」と、仰っていました。

感動致しました。岸さんのお気持ちがストレートに伝わって参りました。

癌の状態が、本当に末期でいらした事、もあっての尊厳死を選ばれた事だと
拝察致しますが、本当に、何と見事な生き方、死に方、でしょう。

遺言状に書かれた、遺された者を思う感謝の言葉が、遺された者にとって
どれほどの力になるか、私も、身を持って知っています。


尊厳死について、リアルに語られたテレビを、初めて知りました。

岸さんの、ご主人様は、しっかりした意識の時に、自ら尊厳死を
選ばれたケースでした。

夏子さん、有難うございました。


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