タイトル | : オバアチャン、頑張って |
投稿日 | : 2005/01/07(Fri) 09:11 |
投稿者 | : マーチャン |
明けましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願い申し上げます。
ところで、ご心配いただいていましたオバアチャンですが、入院加療の結果、酸素吸入の必要もなくなり、クルマ椅子の上で、大好きな童謡を歌ったり、ずいぶん元気になっていました。
この分なら、自宅へつれて帰っても大丈夫かな、とも思っていました。不良介護人の健康問題も一応解消しましたので。
ところが年明けの4日に、病院から電話があり、オバアチャンが大怪我をしたとのこと。
とるものもとりあえず病院へ駆けつけました。
オバアチャンは、左腕全体が紫色に腫れ上がり、あまつさえ、ポッキリと骨折しているとのこと。
はっきりは、おっしゃいませんが、どうやら移動の際クルマ椅子かベッドから落としてしまったらしいのです。
痛々しい姿のオバアチャンですが、100才間近の人に対する医学的な処置は限られてしまいます。
三角巾でそっと固定し、痛がるときに「軽い痛み止め」を飲ませるくらいのことしかできません。
病棟主任さんや、その日のリーダーの看護師さんは「申し訳ございませんでした」と謝ってくださいました。
いわゆる「骨の弱い人」は、叩いただけでも骨折するそうですが、バアチャンは、この100年間、一度も骨折なんかしたことがないのです。
抑えられない怒りがこみ上げてきましたが、ぐっと我慢しました。この状態で、転院するなど無謀、しばらくここにお世話になるなら、スタッフのみなさんとの人間関係をよくして置いたほうがバアチャンのためです。
私に、唯一できることは、バアチャンのホッペをやさしくたたき「頑張ってね」ということだけです。