タイトル | : その後に来るもの 3 |
投稿日 | : 2005/01/21(Fri) 15:38 |
投稿者 | : マーチャン |
同居のご家族の場合は、それほどでもないようです。
最悪なのは、独居老人、単身赴任の方などご一緒に暮らしていらっしゃらない方が急に亡くなられたときだそうです。
どこの銀行に取引していたのか、どういう保険に入っていたのかさっぱり分からない。通帳や書類の在り処も分からないーーーということで「どこから手をつけていいのか分からない状況になる」そうです。
だいぶ前ですが、通っていた病院に、救急車で運ばれた、まだ若い方がありました。くも膜下出血とのことでした。
ものすごく苦しがっている、その方のもとに、おかあさんらしき方が駆けつけてきました。「かあちゃん、こんなときに、こんなこと聞きたくないけど、病院の事務員さんがわあわあ言うから教えてよ。あんたの健康保険証はどこにあるの」
とぎれとぎれに「机の二番目の引き出しの箱の中。カギはうちポケット」などという辛そうな声が聞こえてきました。
また、ある奥様の場合は、急死された単身赴任のご主人の取引銀行が分からない。
たまたま、机の上にあったボールペンに銀行の名前がついていたので、それを目当てに探したーーーという話でした。
1人暮らしの人は平時に「いざというとき対策」やっておく必要がありますね。もちろん、私もそうですが。