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タイトル メロウの人が風邪をひいたら
投稿日: 2006/01/31(Tue) 12:50
投稿者えー

今日若い友人から 年をとると風邪を引きやすくなるから注意してねと下記のメールをいただきました。
ご参考までに

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
メロウの風邪・インフルエンザ食養生

 東洋医学では風邪のような症状のことを「傷寒」(しょうかん)と
いいます。文字通り寒さに傷(やぶ)れると書きますが、寒邪に冒さ
れると言うことです。

一般的に風邪を引きやすい体質は、ふだん低体温、冷え性、貧血
ぎみの人、つまり常時エネルギー不足の人、低エネルギー体質の
の人がひきやすいと言えます。

このような体質の人は、寒気や寒風にさらされ、ストレスに遭うと
体の縮み度(緊張しての収縮度)が大きいのです。

しかもこのような体質の人はエネルギーの絶対量が乏しいので、寒気寒風、冷気がある間は、体の芯部に集まった体温は、体を移動し難い状態にあります。

それで、風邪の引き初めはブルブル寒けがしたり、鳥肌がたったり
筋肉が凝ったりするのですね。

ふだん低体温、冷え性、貧血ぎみの人は、どうやら血液の質に
問題がありそうです。

風邪をひく原理のまとめとして、赤血球の良否、優劣、健康、
不健康というところにあります。

寒気、寒風、冷気、ストレスの烈風にさらされても、赤血球に
適正な塩気と健全機能があれば、人の体はしばしの緊張の後に
邪気に対する抵抗体制を整えて、外気や異変に対する調整を
はかった後、緊張が解けます。

これよって、循環系、神経系、ホルモン系、免疫系、そして
代謝系の機能は回復し、再開して風邪に深くおかされることは
ないわけです。

風邪をひいたら、何はともあれ温かくして早く寝ることは子供
大人も共通です。この場合、寝る直前に42〜43度の熱めのお湯で
足湯をするとよい。

そして、小食、少飲が大原則です。
特にメロウになると「脾・胃」は、弱ってきています。そうでなく
ても現代人はおしなべて食べ過ぎの傾向があり、飽食ぎみですから
風邪気味になったら、小食、少飲・半断食・あるいは断食をする
くらいのほうが治りが早いですね。

食欲がないときは、食欲が出るまで飲み食いする必要はありま
せん。とにかく肝臓と腎臓を休ませましょう。

飲み食いを半分にしたり断食したりすると、むしろ血液は濃く
なります。食を減らした不足相当分のエネルギーと栄養は、
体脂肪や血液の逆転換によって補われ、血液、体液自体の濃度
も調整されます。

もともと血液がうすく貧血ぎみの人は、血液が濃くなって免疫力
も代謝力も強まり高まる。
何かを食べたい飲みたいときは、普段の半分程度の量で、
次のようなものを作って食するとよいでしょう。

(1)きざみネギ(大さじ山盛り2杯)ときざみショウガ(小さじ1)
が入った5分粥(米1に対して水10の割合・米は3〜5分搗き)

(2)しょうがオロシ(小さじ1)入りのくず湯(葛は自然食店か
乾物店で売っています)

両方とも、味付けはうすい醤油味か、塩味、梅干しで付ける。
このいずれかをお椀に軽く一杯程度にしておきましょう。

飲み物は、番茶、緑茶、ショウガ湯(きざみショウガ小さじ1程
度を湯呑みに入れ、熱湯を注ぎ、醤油を少々入れる)
ネギ湯(白根1本分を細かく刻んで、生味噌とショウガを少々加え
熱湯を注ぎ、良くかき回して熱いうちに中身ごと服用)

(1)(2)によって発汗して軽快すれば、あと1〜2日だけ同様の養生
をこころがけるとよいでしょう。

お年寄りの風邪・インフルエンザで発熱があるときは、慎重に
対処しなくてはいけませんが、次の二品を試す価値ありです。

(3)「しいたけスープ」
干し椎茸4〜5枚を600CCの水から煮出し、15分程度で400CC
に煮詰める。(干し椎茸は水に戻しません)
純正醤油大さじ一杯を入れて、400CCを一回で飲用する。

(4)「椎茸入り玄米スープ」
玄米一握りをキツネ色に空炒りする。鍋に400CCの水を注ぎ、
15〜20分程度で200CCに煮詰める。
煮詰まったら干し椎茸2〜3枚をカットして入れ、パーッと
沸騰したら火を止める。1〜2分放置して、漉して下さい。
塩か純正醤油を少々いれて熱いうちに服用する。

熱が無い場合や、解熱して食欲が出てきたら・・・
きざみネギをたっぷり入れた煮込みうどん。釜あげうどん
(ネギ、大根おろし)。煮込みそば(ねぎ、椎茸、とろろ昆布)。
味噌汁にお粥に梅干し、他に野菜の煮物、海苔の佃煮、切り干し
大根の煮つけなどのうち一品程度。

入浴は、回復が確認されるまでは禁じたほうがよろしい。
また、現代では栄養物と称する牛乳、ヨーグルト乳製品、卵と
卵製品、輸入果物、砂糖を使用した食品、化学調味料は絶対
お避け下さい。

これらは、痰や鼻汁のもとになったり、粘膜を弱くさせて感染菌
に侵されやすく、気管支炎、肺炎などをおこしやすくなります。

メロウの方々は、個々の体質、体調、体力に合せた民間療法を組合せあせらず、あわてず、あきらめずを守れば、必ず軽快して参ります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上です
                      えー


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