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[No.14696] Re: 紋次郎記者、再び激震地へ(佐原編)〜9 投稿者:   投稿日:2011/06/11(Sat) 11:50
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Re: 紋次郎記者、再び激震地へ(佐原編)〜9
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起点の忠敬橋に戻り、JR佐原駅に向かう。まず右側に見えてくるのが『正文堂』だ。これは明治時代の書店跡ということで、全国的にも珍しいのではないか。明治13年(1880年)の創建。構造は切妻平入造りというのだそうだ。3階建で、1階は売り場で商品が和書だったため、本棚にはケヤキ材が使われた由。2階は倉庫を改造し、来客用の座敷となり、倉庫は3階へ移った。

 黒塗り(白く見えるが)土蔵造りというのが、当時の書店の典型だったとすると、非常に興味深い。

 1階、2階とも屋根が破損し、分かりにくいが、1階の屋根の上にかまぼこ型の大看板があったらしい。屋号の文字を、昇り龍、降り龍が取り囲むという豪勢なもので、真中の屋号は、明治の三筆のひとり、巌谷修☆が麗筆を揮ったというから大したものだ。もし、地震でこれが全壊したというのなら、惜しみても余りあることだ。

  家の内部には、人影はなく、荒れ果てていて、閑散としていた。

☆ 「こがね丸」などで、馴染みの深い児童文学者。巌谷小波の父。


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