[No.422]
Re: 変な国・日本
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投稿日:2007/10/06(Sat) 16:26
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世の中が、何故思い通りにならないか考えてみました。何故そうなっているかは判りませんが、思い通りに行かないようになっているからです。至極当然の答えです。一見して、自然科学と人文科学、社会科学とは違って見えます。人には心があって、価値観や考え方がそれぞれで違うからです。千差万別を一つに統一しようとしても出来ないからです。何故違うかは別途考えるとして、自分で気が付いて変えることは出来ます。他から強制的に押し付けられるとかえって反発するようになっています。
したがって、独裁主義や専制君主主義などは国家や家庭においても、無理があるのです。次善の策となるのが、多数決で決める民主主義です。意見は大いに戦わすべきですが、決めるのは多数決です。等しく一票があります。結果が違っても文句は言えません。ただ、なんでもありと言う訳にはいきません。一定の規律が必要です。
法律の他に常識と言うルールがあります。誰かのように、法に触れないからと威張ってもおれません。非常識によって創造が生まれますが、共同生活である社会生活においては常識が欠かせません。この辺をしっかりと理解しておく必要があります。他人にしつこく干渉するのは、プライバシイの侵害にもなります。イジメも似たようなものです。また細々と法律で決めるのも無理があります。自由度がなくなって、身動きも出来なくなります。むしろ常識を養ったほうが利巧です。
話が飛びますが、昔の哲人は「人間は考える葦」と言いました。何の武器や防護服も持たない人類が、今や万物の頂点に立っています。それは一重に思考力、つまり「思うと考える」の二つの力、右脳と左脳の力を持っていたからと考えます。
近頃、手前勝手な環境破壊という愚かさが露呈しています。利己主義という自分の首をしめる自己矛盾も兼ね備えています。この愚かさに気が付かなければ、人類は破滅すると思うのです。核兵器もそうです。自分を守る為に作った筈なのに、その脅威に怯えています。世界中が核開発を止める時があるのでしょうか。これだけは価値観の統一を図りたいものです。