[No.425]
Re: 変な国・日本
投稿者:
投稿日:2007/10/09(Tue) 20:02
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次に、常識と非常識について考えてみます。常識とは社会人が持つ一般的な共通認識といえると思います。
これは往々にして、個人によってかなりのズレがあります。家庭においても、男女においても、地域によってもズレがあります。また、年代や時代によっても変化するようです。しかし、社会生活において、トラブルを防ぐには共通認識という常識が欠かせません。いくら物を大事にするといっても、屋敷中をゴミの山にすると近所からクレームが来ます。自分の屋敷だからといっても、通りません。景観や悪臭などの迷惑が発生します。ゴミ出しにしても、常識的なルールがあります。ルールを無視すると社会から締め出されることもあります。
一方において、非常識が大事な分野があります。芸術などの創作活動や発明・発見の先端科学技術などでは常識破りの非常識が欠かせません。あくまでも、非常識は周りに害を及ぼさない範囲に留めて貰いたいものです。
芸術家とも若干のお付き合いがありますが、往々にしてこの区別が出来ない可笑しな大人がいます。昨今の青少年でも電車の中や道路でも、平然と迷惑行為をしてはばからないのを見かけます。親の顔を見たくなります。この区別を家庭でも、学校でも社会でも教えたいものです。
最近はmonster parentsといって親が学校に噛み付いてくるそうです。校庭で石をぶつけられてケガをしたとします。ぶつけた相手よりも、校庭に石を置いていた学校が悪いと文句をいうそうです。すべて、社会や他人の所為にする風潮が強くなっています。自分を見詰めて反省することを忘れているようです。これでは、何を勉強しても意味がないですよね。困ったもので、何処か歯車が狂っています。どうしたらよいか頭を抱えてしまいます。このままでは、変な大人が増えると思う訳です。
一度、どんな割合なのか、年齢別で常識の世論調査をしてみたいものです。人権侵害と言われますかね。